現金はいくら残しておくべきか、決まった
プレミアグループが自社株買いをしましたね。プレミアグループは自社株を1500円とか明らかな割安で買えたわけなので、自社株買いの瞬間、プレミアグループの株主も大きく得をした計算になります。
適正価格が1800円なら、1株200-300円得しているわけです。株価が低迷すればするほど、有利ですね、すばらしい。
で!
「株価が(不当に)低迷しているときに自社株買いをしてくれる企業」の株主は、「下落に備えてポートフォリオに現金を保有しておく」必要がありません。低迷したら、自社株買いしてくれるから。
例外は・・・その企業のROEが40%とかで、どれだけ株価が下がっても事業投資したほうが有利な場合・・・くらいかな。
株価が暴落したときのために、現金を残しておく?そんな必要はありません。あなたの投資先のCFOが有能なら、ここぞとばかり自社株買いしてくれるでしょう。
話がそれますが、バークシャーも株価が割安になったら自社株買いをするとしており、その基準はPBR1.2倍以下です。「割安」を、DCF法などによらずにPBRで判定しているのが興味深いですね。バークシャーが投資会社だから、資産価値で判定したほうがいいからかな。そうすると、やっぱりロードスターキャピタルもPBRでみるべきですね。
今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。