かごめさんからコメントいただきました！！

「suriaちゃん様はプレミアグループ並みにロードスターを評価してるのですか？

（割安、という点でそうです！）

社長の動画大量に出てるので全部見ましたがなかなか大物でした。
（危機時に備えてオーナーズブックを育てるとか、かなりのやりてだと思います）

買うか考えてる間に毎日上がってますね。凄そうです。
もしかすると押し目待ちに押し目なしかも。
（今まで下がっていたのは大株主が売っていたからですから、下がる要素はないと思いますね）」


ここ３ヶ月位のあたしのトレンドは、「下値余地がない」です。

バフェットは言っています、ルール１　金を失うな、ルール２　ルール１を忘れるな。

まず、守備ありき・・・どうせあたしの選んだ銘柄なんて、一定の確率でハズレを引くわけですし、あるいは購入の判断の時点で正しかったとしても、事後的な状況の変化により業績なり株価なりが上がらないことはありえます。

そこをカバーするのが、安全域、セーフティマージン・・・・「下ブレしても、たかが知れている」という株価で買うこと。井村さんは、株価が半分にみえる銘柄しか買わないそうですし、かぶ１０００さんだって、実質的な純資産をかなり下回ったところでしか買わないようです。「１０％引き」でもないし、「純資産とイコールの値段」でもないんです。

井村さんはどこかで言っていましたが、１０％２０％の「割安」だと、市場の流れとかモメンタムでかき消されることがおうおうにしてあるから・・・・みたいなことをおっしゃってました。


世の中には、良い企業はあふれています。ユニクロ、ワークマン、ニトリ、キーエンス、ディズニーランドにアップル・・・・では、今からこれらを買って、もうかるでしょうか？難しいでしょう。優良性を織り込んだ値段がついているからです。


じゃあ、ほどほどの値段がついている優良企業はどうでしょうか？グリムス、グッドコムアセット、イントランス・・・・「このままうまくいけば」大丈夫でしょう。しかし、悲観シナリオが実現すれば、損はありうる値段だと思います。


「どうみても安い」と思える、「優良企業」・・・・そんなものはあるのでしょうか？井村さんは、全銘柄の適時開示をみて、投資に至るのは３－４銘柄だそうです。年間、片手で数えられるくらいしか見つからない・・・・当たり前といえば当たり前です。バフェットや井村さんを含め、割安優良株を探している投資家がひしめいているのですから、そう簡単に割安株が見つかるはずもありません。



さてさて、プレミアグループは、中古車販売店の１０％程度をかかえこんでクレジットを提供しています。中古車は生活必需品なので、景気にかかわらず一定数が売れ、よって今後も一定数の収益が長期間、プレミアグループにもたらされるでしょう・・・USSの新規参入でもない限り。堅実な優良企業ですね。

じゃあ、今、１６００円でものすごく安いか？と言われると・・・・疑問があります。銀行系やリースなど金融系はＰＥＲ８とかが多いです。２桁成長のプレミアがPER１５なのは不自然ではありませんが、成長が鈍化すればＰＥＲ１２になってもおかしくはありません。成長を織り込んだ株価・・・成長が止まって損するリスクは、ある・・・低いとは思っていますが。


これに対して、ロードスターキャピタルはどうでしょう。割安でしょうか？

「持っている不動産だけで１株１５００円弱」なので、１３００円ならすでに割安です。これに成長性も考えると１０％引き以上です・・・・配当も４％弱くらいであり、下値を支えてくれるでしょう。ということで、保有不動産から価格を弾けるので、プレミアグループよりすごいラクだし、手堅い計算だと思っています。その点が、頼もしいんです。

最近、株価が下がっていたのも、大株主が売っていたから、という理由で明快です。何の不安もありません。


ということで、競合のサンフロンティア不動産などビルの購入には熾烈な争いがあるでしょうから、ゆるい寡占状態のプレミアグループよりかはロードスターのほうが競争環境は厳しいと思いますが、割安について確信が持てるという点でロードスターに軍配を上げます・・・・地震リスクがなければ、もっと買うんですけどね。

ＤＣＦ法なんて、金利と成長性の見通しで適正価格がおおきく変わってしまいますので、それを根拠に安いというのは勇気がいります。そんななか、「どうみても、これは安い」と強く思える企業というのは貴重です。

今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い１日をお過ごしくださいね。