リノベが熱い!(スターマイカ
これからは、ひたすらリノベ会社を勉強していきましょう。というのも、マンションを買う人は、中古と新築、どちらにしようか検討します。オフィスを借りるひとも、新築を借りるか中古で安いのを借りるのか、検討します。そういう意味で、新築と中古は競合関係にありますから、後者について理解すれば、さらに新築についての投資判断の精度があがる・・・・・・・かも。
今日は、「賃貸中の中古マンションを買って、賃借人が退去したら、リノベして売り出す」というご商売をしている、スターマイカです。
新築マンションは、都心ではもはや6000万とか7000万。フツーの人が買える値段ではありません。そこで、相対的に安い、戸建てや中古マンションが注目されています。最新の3Q決算では・・・・・・
売上高はすごい伸びていますが・・・・・・減益ですね。売上が増加したら利益も増加するのは普通。売っている商品が変わったか、一時的な減益要因があったのかなあ、と推測しつつ、原因をみていきましょう。
【同社3Q決算説明資料3頁より】
メイン事業のリノベーション事業は、8%の(粗利の)増益で順調ですね。減益の要因は・・・・・「インベストメント事業」というのが、ばっさり消えていますね、これが原因。決算書をみると、中古マンション「以外」にも投資をしていたが、前2Q時点で全部売却したそうな。
ということで、メイン事業のみみれば、めでたく、増益増収!!
・・・・・って、アレ、40%増収で、なんで8%の増益にとどまってるの?
【2018年11月期 決算説明資料4頁】
これは2年前の資料ですが、徐々に利益率が下がりつつある?すなわち、仕入れ価格が高くなりつつあるのでは・・・・・・・
経済雑誌などをみると、リノベ事業は、「同業者の参入が激しく、仕入れ価格が高騰」しているそうな。
原価があがって、利幅が少なくなるなら、これはマズイとしかいいようがありません。売上が40%上がっても、利益は8%しか上がらない状況が続けば、インデックス投資には勝てないでしょう。
面白そうなビジネスですが、見送りで。利益率が戻ったら、また注目すべし。
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