Keeper、カニバリか?
にゃっくさんからコメントいただきました!
「初めまして、こんにちは。いつもブログ拝見しております。様々な情報がありとても勉強になります。
(こんにちはー、ありがとうございます!)
keeper技研は以前から気になっており、大分下げてきたのでタイミングみて購入しようと考えております。
(お仲間ですねー!)
今回の記事で「120店のところ30店出す能力を備えています」とありますが、それは説明資料にある直営店+FCに関してですよね。
(はい、そうです)
keeper技研のHPを見ると6500店舗を越えており、どこもクリスタルキーパーやフレッシュキーパーを施工しているので競合してしまい、利益率はこれから下がって行く気がします。
そこはどうお考えでしょうか。投資歴5年ですが、未だ初級者の域を出られず的外れな事言っていたら申し訳ありません。」
いえいえ、keeperを初めて見たときは、あたしも同じことを思いましたヨ。
ところがですね、6500ある技術認定店キーパープロショップはガソリンスタンド兼業ですが、LABOはコーティング専業で、宣伝も積極的に行っています。ですから、
「「キーパーLABO」が出店すれば、その地域に「キーパーコーティング」の顧客がいっきに増えることになる。それは、その地域における「キーパーコーティング」の認知度が飛躍的に向上するということであり、「キーパープロショップ」での「キーパーコーティング」の需要を押し上げる要因になる」
「「この地域を強化したいから、近くにキーパーLABOを出店してもらえないか」と「キーパープロショップ」側から要望が出ることもあるくらいです」」
(「クルマをきれいにする美学 Keeper」78,79頁 鶴蒔靖夫著 2018年発行 IN通信社)
「実際に、KeeperLABOの新店舗ができると近くのキーパープロショップの業績があがり、その県で一番の実績店舗になったという事例も、いくつもあるのです」(同書199頁)
だそうです。上の部分は著者さんの考察部分で、中段と下の部分は谷会長の発言部分です。
実際、スバルだのトヨタだのへの導入の話が出るまえであっても製品事業は右肩あがりであって、LABOと共食いになっている数字のようには思われません。
そもそも、技術認定店のコーティングの売上は、所詮兼業であって、専業のLABOの10分の1程度らしいので、「食い合うほど、技術認定店はもともと客をとっていない」のです。LABO同士のカニバリは気をつけていたいですが、技術認定店vsLABOは気にしなくてよさそう・・・というのがあたしの意見です。そもそも谷会長もカニバリを考えずに出店するようなバカではないでしょう。
上記の本では、「LABOは146店で限界」という話がコンサルからあった、というエピソードも紹介されています。現在では、かなり近距離、既存店の2-5キロ先にLABOを出しても、既存LABOは一時的に売上は下がりますが数ヶ月で売上が戻ることが確認されており、日本全国で500店はいけるだろう、ということになっています。
ここ数年、LABOはキャパシティを倍にするような改装工事をしまくっており、やはり、当初の会社見込みより潜在需要が多いことが明らかになっています。
いきなりステーキは急激な出店でカニバってつぶれたことは記憶に新しいですから、どこかの時点でカニバル限界はKeeperですら迎えるはずですが、むしろ上振れ余地・・・実はかなり近距離でもカニばらない・・・清潔の国日本では、宣伝さえあれば多くのひとがコーティングしてもいいと思っている・・・・という可能性も考慮してもいいんじゃないかと。
ま、カニバリに限らず、今後も、いろいろな問題は生じるでしょう。ですが、谷会長がいる限り・・・月次がおかしかったら数字から原因を類推し、ただちに対応策を講じるような有能な会長がいる限り・・・・カニバルかどうか新店で実験してから慎重に店舗拡張をすすめていくような会長がいる限り・・・Keeperは大丈夫です。
今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。
記事に取り上げて頂いてありがとうございます!
なるほど~そのような本まで出しているのですね。
確かに、まだまだこれから認知されていくのを考えると宣伝効果は大きいですね。
自分も近くに専門店ができて初めて知ったので・・・
腑に落ちました。安心して少しずつ買い増します。
キーパー技研瞬間的に4050くらいまでいけばたくさん買おうと思うのですが
場合によってはそのくらい行くのではないかと思うのですがどうでしょうか?
なんとなく、ここ数日で下げ止まった感がありますが、、、