IPOがねらい目!

東大生が学んでいる一生役立つ「株」の教科書 – 2021/10/20
伊藤潤一 (著)

外資系ヘッジファンドの現役の方が書いた本。

「教科書」と銘打った本は、基本しか書いてないか、お堅い書き方で読みにくいなど、ろくな印象がありませんが、この本はあたりでした!「教科書」といいつつ、かなり実践的な内容まで踏み込んでいます。

何を買うべきか?

時価総額の低い銘柄。200-300億円の銘柄。プロが手を出せないから。
あと、ROEが高い銘柄。8%以上がのぞましい。高めのROEを維持できる銘柄はパフォーマンスがよい。

いつ買うべきか?

PERが安いとき。市場全体のPER、その銘柄の同業他社のPER、過去のPERと比較して買う。また、分散して買う。

うん、抑えるべき基本事項が、実践可能な形で紹介されていて、使いやすい本だと思いました。意外だったのが、IPO。

実は、基本的にプロの投資家はIPO銘柄には手を出さないんだ。というよりも、運用担当者が「きっとこのIPO銘柄は儲かるはずだ」と思ったとしても、投資できない。なぜなら業績の分析をしきれないからなんだ。【同書116頁】

「過去の細かい業績が確認できないので、買えない」ってことらしいわ。へええ・・・・・・初耳です!!だって、IPOの時って、社長がプロの投資家を回って、「ウチの株、買ってください!!」って言って引き受けてもらうんじゃないかしら・・・・IPOの「後に」買う機関投資家が少ないって意味かな?

著者は、モルガンスタンレー、ゴールドマンサックスなど複数の金融機関を経ているので、きっと、そのあたりでは実際にIPOに手を出せなかったんでしょう・・・。

 「流動性が低い小型株には、機関投資家は手を出せない」という話はよく聞きますが、「IPOが買えない」とは初めて知りました。あたしも、IPO直後は株価が過熱していることが多いので、あまりIPO銘柄は気にしていませんでしたが、今後は、チェックしてみたいと思います・・・・株価はがっと下がってしまいましたが、DMMIXは良い銘柄でしたしね。

今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。

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投資の総論本の書評

6件のコメント

  • 七つの海

     私は、上場してから5年くらいまでの会社を買うのが好きです。
     今、保有している会社はすべて上場から2年以内に買っています。
     流動性の問題をクリアできるのなら、時価総額がなるべく安い会社を買いたいと思っているからです。
     2兆円の時価総額が20兆円になるよりも、20億円の時価総額が200億円になる方が容易だという考えです。
     成功した例としては、アールプランナーを、上場から3か月後に、概ね時価総額32億円のときに買って、今は時価総額が118億円になっています。

    • suriaちゃん

      すばらしい・・・・うらやましい・・・・・ちなみに、あたしも、徐々にオープンハウスを減らしつつあります。本当に、徐々に、ですが。

      やっぱり、個人投資家は小型株、ですよね!!

  • ネオピエロ

    suriaさん、こんにちは。
    AB &カンパニー、ipo上場時に少し調べました。
    長所は同業他社に比べて割安かつコロナ禍でも利益を出しているところ。
    ただ、この会社にしかない強みが私にはよくわからなかったし、コロナ逆風もありでipo購入申し込みはしなかったんですよね。
    企業大好きさん同様、suriaさんがこの会社のどこに着目し、なぜ高評価なのか見解を教えて頂きたいです。
    また、同じipo銘柄なら私はサクシードに注目してます。

    • suriaちゃん

      確かに、この会社独自の強み、というのはあまり見当たらないですが、スタイリング剤の購入や内装工事など、今後、規模の経済性により、さらに競争力を増していくと思いました。また、PER的にも、下値余地はほぼない気がします。

      • ネオピエロ

        やはりそうですよね。
        ただ、今はマザーズ自体に逆風が吹いてるので、マザーズ銘柄を仕込むには良い状況かもしれません。
        来週の資産状況の記事楽しみにしてますね。

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