米国株なんて買うな!!

米国株なんて買うな! インデックス投資も今はやめとけ! グローバル割安株投資
日野 秀規 (著)

を買いました。

え、インデックス投資、米国株って、最強でしょ?

「長期的にみれば」「数理上は」最強ですね。

いやいや、これからだって、最強でしょう!アマゾンが、アップルが、これから下落すると思うんですか?あなた!!

この本によると、今まで米国株が好調だったのは、金融緩和のせいなんだと。米国企業の利益はそんなに増えてないのに、株価だけ、この10年間、あがっていた。

え、マジで?

マジで。


昨年6月出版の本ですし、著者ご自身は運用家ではないっぽいのですが、本に載っているデータをみると、たしかに、米国企業の利益は横ばいだし、株価の上昇と金融緩和の緩和具合は一致していました。なるほどね、こりゃ、やばいわ。


いままで、「インデックス投資していれば寝てても儲かる」という感じでした。ただし、S&P500とかって、よくみると、「10年間よこばい」みたいな期間もあるんですよね。横ばいの最初の期間に投資を始めたら、最悪です。これから、そういう期間になるのかもしれませんね。
そりゃ、30年とか50年ならせば、インデックス投資の利回りは7%くらい、ありますが、「これからの10年間で」それが実現できるかは、確かに微妙だと思いました。


じゃあ、「インデックスじゃなくて何に投資するの」と訊かれると難しいですね・・・・個別銘柄か、現金のままか、債券か、不動産か、新興国株か。著者のご主張は、「インデックス投資も悪くないけど、米国株の割合は下げておいた方が無難。いま、米国株はバブルやで」みたいな感じです。なるほど・・・・。


とりあえず、「この10年、米国株が上昇していたのは金融緩和のおかげ」という分析は、正しい面がかなりあるような気がします。


いま、円高と米国株安で、米国株に投資するにはかなり良い時期に入りつつあると思います。いままで、あたしは、そのうち、ポートフォリオの10%くらいはS&P500にしておこう、と思っていたのですが、世界株にした方がいいのかな・・・・あるいは、普通に日本株投資を続けた方がいいのかな・・・・とか考え出しています。

でも、南海トラフ地震みたいな日本リスクのヘッジとか、円安対策、したいんですよねー。まいったなあ。

今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。

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