東京のマンション、やばい
週刊東洋経済 2023/1/7-14年始合併特大号をよみました。不動産企業や業者へのインタビューがあふれております。
読んでいて、ヤバイと思ったのが、用地仕入れですね。
「相場より2-3割高い価格で土地を落札するなんて当たり前。そうでないと競合に勝てない。相場と同じ価格の入札金額を出しても負けるだけ。競争入札になると、ダブルスコア(競合が倍の価格を提示)で負けたこともあった」
【同書48頁より引用】
オープンハウスもマンション用地仕入れで苦戦しているそうですし、グッドコムアセットも(仕入れが不調とはまったく言っていませんが)仕入れの地域をひろげると言っています。
業者側は、高くても売れるから、買う。
消費者側は、「資産価値が下がらない、むしろ上がるから」という理由で、夫婦ふたりでめいいっぱいのローンを組んで、平均、70㎡8300万円のマンションを買う。
「上がるから買う」って・・・・これ、バブルですよね。
日本人の給料はあがってはいないので、どこかで、「消費者が買えない」価格になるはず。つまり、用地価格上昇の価格転嫁ができない地点、それがどこかでくるはずです。
ただ、東京は人口も増え、マンションの建築費は高止まりですから、価格が下がる要素もありません。高止まりが続くんだろうな・・・・・。そうすると、どこかで、用地仕入れの価格転嫁ができなくなって、利ざや縮小・・・ということになりましょうか。
不動産株を持っている人、買おうという人は、読んでおいて損のない号だと思います。
今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。
suriaちゃんこんにちは。
小型株の地合いも少し良くなって来ましたね。
最近ランディックスという城南エリア中心の不動産銘柄を知って決算資料や業界ニュースを見ていたのですが、東京の不動産価格がバブルでないか不安に思いました。
suriaちゃんがバブルかどうかを判断するためにチェックしている指標はありますでしょうか?
こんにちはー、はい、なんか、風向きが変わりましたね!
オープンハウスを持っているので、一応、
http://www.reins.or.jp/library/
レインズの月次は毎月、見ています。東洋経済とか週刊ダイヤモンド・エコノミストあたりで不動産特集があったら必ず読みます。荒井正昭社長や岩野さんのお名前でアラート設定して、記事がひっかかったら読みますね。
最近、荒井社長が、「都内で、一般消費者が買えるレベルで戸建て用地を買うのは、難しくなってきている」と言っていました。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00167/050100014/
グッドコムアセットも中古や首都圏以外に手を出したりしていますので、そんな状況なんでしょう。
ただ、実需で買う層がいて値段が騰っている以上、バブルとまでは言えないかなあ・・・・高止まりしている感じはしています。いろいろ読んでいますが、円安で建築資材の値段が下がるはずもなく、東京は人口増なので、高止まりしており、今後、下がる要素はない・・・というのがコンセンサスではないでしょうかね。
回答ありがとうございます。
確かに実需のない価格高騰ではないですよね。しかもとりあえず今後も下がることは無さそう…
頂いた情報を熟視しながら自分なりに考えてみます。ありがとうございました!