本日、株価は偶然でテキトーに上下しました。
ヒトは、「わかりやすい」ものが好きです。
「コプロ」とかいう知らない企業より、ソフトバンクやトヨタ。
「7割がた、業績は伸びるけど、コレコレの不安要素がある」銘柄より、「100%、ぜったいもうかる」銘柄。
企業名の発音のしやすさすら、選好に影響を与えます。
小さくて漢字が多い文章よりも、おおきくて読みやすい文章。
緻密な確率計算よりも、パッと印象での判断。
あたしたちの脳は、体のカロリーの20%を消費する。本気を出したら、ヒトが一瞬で餓死するほどのエネルギーを消耗するらしい。
だから、考えるのが、キライ。投資対象は、好きかキライで選ぶ。好きな銘柄の不安要素なんて、不協和音的なものは聞きたくもない。聞いたことのある企業だと、安心して買えちゃうの。
株価があがったりさがったりするのは、「前日にダウがどうこうした」「FRBがどうこうした」みたいな理由が必ずつきます。「本日、株価は、理由なくランダムに上下しました」という市況解説は、脳にとって負担。理由があった方が、覚えやすい、分かりやすいから。
「小難しい資料を読めば、投資成績があがる」というわけじゃ、ないよ。でも、「資料が読みにくい」からって、投資対象から除外しちゃいけない、と思うんだ。
「面倒だなあ」と思ったら、その時こそ、がんばりどころだよ。脳に負荷がかかっていて、正しく物事を認識しようとしている、証だから。
読んでくれて、ありがとう
分かりにくいかもしれないけど、ステキな銘柄に囲まれた、良い一日をお過ごしください
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