プレミアの105億円、借金のナゾ
11月20日、プレミアが
「グループ全体の中長期的な成長と企業価値向上に向けた運転資金として、キャッシュ・アロケーションに基づき長期借入を実行することといたしました。」
として105億円の融資を受けたことを発表しました。
まず第一に、借りたのはプレミアグループではなく、その子会社の「プレミア」です。ですから、故障保証とかではなくてファイナンス事業の方にお金を使うことになります。
第二に、文言の変遷です。2022年1月の「プレミア」の借金では、
「プレミア株式会社は、主力サービスであるオートクレジットの更なる業容拡大に向けた運転資金として、長期借入を実行することといたしました。」
として60億円の融資を受けております。邪推すると、「オートクレジットの業容拡大ではなくて、今回は、中期的な成長のため・・・?M&Aが決まったとか?」となりますが・・・。「グループ全体の中長期的な成長と企業価値向上に向けた運転資金として」融資を受ける、というのは、ほかの借り入れでも使用された文言なので、「オートクレジットの業容拡大ではなくて」という含意があるかは微妙ですね。
「キャッシュ・アロケーションに基づき」という文言が加わっていますが・・・・これは、先日の自社株買いとの関連でしょうか。負債比率を高めましたよ、というサインなのかも。
ともかく、プレミアグループは、毎年、借入金も増大させていますので、おそらく普通にオートクレジット(の代位弁済金)に使うんでしょう。
1Q、2Qと、新規取扱高が30%超えと異常な成長をみせており、その成長に備えて資金の手当てをしたのかもしれません。カープレミアの会員数増加を2四半期休んだのと、関係があるかもしれませんね。これ以上、カープレミア会員が増えると、資金の手当が追いつかないので、いったん足踏みしよう・・・みたいな。
ま、ただの希望的観測ですし、雑談でした。
とりあえず、「105億円も使う予定がある」という話ですので、良いニュースと言っていいでしょう。何につかうんだろうねー。
今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。