大黒屋は、店舗の売上が半減、他方で古物業者市場への販売が倍増しました。「インバウンドがゼロになったので、店に商品をおいておいてもしょうがない」・・・って感じでしょうか？決算説明資料がないので、詳細は不明です。

　「１０月に渡航制限が解除され、インバウンドが再来しつつあるので大丈夫」とＩＲ資料に書いてありますので、今後は急回復するかもしれませんね。

　状況的にはおもしろそうですが・・・大黒屋の強み・・・・鑑定力・・・自社販売チャネルがある・・・値付けにＡＩ活用している・・・・・うん、どこかで聞いたようなセリフばっかりですね。

　５０万円１００万円の高額商品であれば、信用のないメルカリやフリマではなく、大黒屋から買う需要は今後もあると思いますが。ほかのリユース業者に対する優位性・・・・売っている商品はヴィトンのバックとか高級時計でしょうから、差別化は困難・・・・継続的におおきな仕入れが可能なルートをもっているとか・・・販管費が低いとかでしょうか・・・いずれにしても、圧倒的な差別化は難しそうですね。

　「インバウンド再来狙い」で短期で買うのはアリかもしれませんが、あたしはパスで。

　

今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い１日をお過ごしくださいね。