スクリーニングの方法!
ネオピエロさんからコメントいただきました!!
「suriaさん、こんにちは。
ラウンドワンですか、意外すぎます 笑
(や、あたしも意外です(笑))
私も半期に一回程度スクリーニングするんですが、うまくいきません。
お時間がある時にsuriaさんのスクリーニング方法を具体的に教えていただけるとうれしいです。」
基本的には、以下のみっつでスクリーニングですかね。
①ROE15%・・・最低限の資本効率がほしい。「レバレッジだけに頼って高ROE達成」はあとで目視ではじきます。
②予想PER15以下・・・「PER30だけど高成長」みたいなのは、最近、食指が動きません・・・成長がとまるリスクはとりたくないんよ。
③増収増益つまり売上と営業利益が前年比10%以上増・・・優位性があれば、安定成長しているはず。
これで100社ちょいくらい残るので、あとはポチポチみていって、直近の決算が好調だとか、業務内容が地味で理解可能だと思ったら、決算説明資料やアナレポの探索に入ります。なお、ROE「15」とか前年比「10」%という数字に根拠はないので、13にしたり8にしたりすることもあります。
ただ・・・・最近、このやり方には限界があると感じています。
タイムラグがあるんですよね。つまり、上方修正や決算発表があって、ROEやEPSの数字が改まるまで、タイムラグがある。その銘柄をもともと監視している人は発表の翌日に織り込んじゃうわけですから、スクリーニングに反映されてから買うのでは、二手も三手も遅いです。したがって、井村さんがやっているように、本来は、上場全社の適時開示をチェックして、大きな変化があるものはその時点で調べなければならないでしょう。
あと例えば、「構造的にROEが今後、上がる見込み」みたいなおいしい会社も数字に基づいた機械的なスクリーニングだとはじかれてしまいます。
たとえば、中古車販売のグッドスピードは、店舗拡大に伴って保険など利益率のよい付帯サービスの利益の割合が増えていくので、出店に障害がなければROEが向上していく確度が高いです。アップガレージはフランチャイズビジネスなので、やはり業容拡大に伴ってROEが向上していくでしょう・・・フィーをもらうだけだからね。
こういう、「今期ROE14だけど、3年後にはROE19の予定」みたいな会社は、スクリーニングではじかれてしまいます。
増収増益の要件も、「一昨年が好調すぎたから今年は利益5%増」みたいなのがはじかれてしまいます。
結局、数字で機械的にスクリーニングするには、大きな大きな限界があります。スクリーニングの要件はかなり緩めにして、ひとつひとつ、個別に見ていくしかない・・・できれば適時開示をその日に・・・というのが現在の結論です。
とはいえ・・・・・一応、15時過ぎになったら適時開示のページをみる習慣はあるんですが・・・・なかなか、全部はみないですね・・・井村さんやバフェットは、毎日5-6時間、決算書を読むんでしょうが・・・あたしはもともと、「不労所得がほしい」というのがスタートですから、あんまり労働したくないんですよね・・・(笑)
今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。
suriaさん、記事にしていただきありがとうございました。
ちなみに、suriaさんはスクリーニングするにあたり、使いやすかったり、使っているツールはありますか?
や、普通に楽天証券の使ってますが、特に使いやすいとも使いにくいとも思ってません。
ネオピエロさんのおススメがあれば、ぜひぜひ教えてください!!
suriaちゃん、いつも勉強させてもらっています。
2820 やまみはどうですか。
豆腐製造で国内大手。と言っても1桁%。中小企業分野調整法という戦後の法律による参入障壁があり、豆腐という性質から外資系豆腐会社はないよねというニッチな領域の会社です。
ありがとうございます!
、、、渋いですねえ。ただ、資本効率が低いかなと思いました。s&p500に勝つパフォーマンスを出すかと効かれると、ちょっと心もとないと思います、、、。