これから日本で起こること

週20時間未満労働でも厚生年金加入を要望 全世代型社会保障会議(毎日新聞) – Yahoo!ニュース

政府の「全世代型社会保障構築会議」(座長=清家篤・慶応義塾学事顧問)は11日、厚生年金や健康保険の要件緩和に関する考え方を示した。働く人が誰でも社会保険に加入できる「勤労者皆保険」の実現に向け、労働時間が週20時間未満の人も厚生年金への加入を認めるよう求めている。年内に報告書をまとめる。 …

日本の財政は、社会保障費用でアップアップです。
これを改善するには、所得の高い人から徐々に給付を減らし、年金の支給年度を遅らせ、健康保険適用の治療を減らし、かつ、保険料を上げ、保険料をとっていない人間からとっていくしかありません。

所得税率を変更するには国会の議決が必要ですが、社会保険料を変更するには国会の議決はいりませんから、気軽に行われます。
ですから、日本国民は、税金というより、社会保険料名目で手取りが減っていき、所得が減るので消費が不調、というサイクルに陥る運命にあります。というか、それはすでに起きていますし、今後も続くでしょう。



で、「投資」という観点からみると、「労働集約的産業は避けよ」ということになります。



ニンゲンをたくさん雇っていれば、それだけ社会保険料がかかります。
いままでは、「週20時間未満の短時間のバイトなら社保料なし」だったのが、そうならなくなる可能性があります。
社会保険料は半分が企業負担(名目)ですから、社会保険料があがれば、企業の利益も減ります。
アルバイトを含め、大量のヒトを雇ってビジネスを動かしている会社には死活問題です。


そうすると、狙うべきは、資本集約型産業や知識集約型産業・・・・ともかく、「ヒトがあまりいらないビジネス」を狙うべきです。
これは、日本特有の問題だと思います。

今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。

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