100店100業態!(ダイヤモンドダイニング
ダイニング?レストランですか?
そうですね。レストランやカフェ、ビリヤードやダーツなどエンタメ系のお店、あとホテルもやっています。最新の決算は・・・
![](https://suria-bk.com/wp-content/uploads/2024/11/image-25.png)
・・・なんか、微妙じゃね?
![](https://suria-bk.com/wp-content/uploads/2024/11/image-26-1024x498.jpg)
コロナ感染者の収容施設(笑)としての県の借上げが終わったという一過性の要因があってホテルが多少、足を引っ張っています。ま、それ抜きでも、一桁パーセントの売上利益の伸びですね。
中計では、主に利益率の改善でROE46%を実現するとあります。手段としては、不採算店の閉鎖が書いてあり、実際に店舗をたくさん閉鎖して、2Q時点で営業利益率は9.3%ですね。
売上の増加の方は、中計では、「コンテナ等のストックビジネスの拡大」「既存店の売上回復」とあります。月次をみると、既存店は売上+6%くらいが続いており、ある程度は実現しそうですね。
![](https://suria-bk.com/wp-content/uploads/2024/11/image-26.png)
コンテナ室数は順調に伸びていますが、半期で94億円の売上のうち、おそらく1億円程度にしか過ぎないので、PLに影響を与えるにはまだまだかかりそうです。
PER9倍ですが、時価総額250億円のところ、ネット負債が100億円近くありますので、実質的なPERは12倍くらい。利益率改善はすごいですし、それが退店によるものなら実現も可能でしょうが、手段として消極的なものなので、さらにその先がどうなるか、ちょっと微妙ですね。
クリークアンドリバーと同じく、業態が多数あるため、各業態の情報が乏しく、全体としてどうなるのかさっぱり分かりません。
社長さんが個性的で面白いですが、特にこれといって知見はうかばなかったです。2年くらいあとにまた見てみたいと思います。
今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。
Suriaさん、こんにちは
PER9倍ですが、時価総額250億円のところ、ネット負債が100億円近くありますので、実質的なPERは12倍くらい
って何でしたか。Price/EPSなのでBSは関係ないかと思いました
こんにちはー。
PERはBSと何の関係もなく出てしまうのがまさに欠点なので、そこを補正する趣旨です。
ネットキャッシュアリの方が説明しやすいのでまずネットキャッシュアリで説明しますと。
時価総額100億円PER10の企業が20億円の余裕現金を持っていた場合、すべてを自社株買いに充てればただちにPER8になりますので、BSを考慮した実質のPERは8といえるワケです。ネット負債ありの場合は増資を仮定することになります。
清原達郎さんの、我が投資術、に出てくる考え方になります。
おー、なるほど。キャッシュフリー・デットフリーのEV倍率に似た処理にしてるんですね。納得です、ありがとうございました