過去最高の売上!ハウスドゥ

 

 

 

 何をやっている会社?

 

住宅業界誌をみていたら、ハウスドゥの記事がありましたので、ファンダをみてみます。

 

ハウスドゥは、野球の古田選手のCMで有名ですね。不動産仲介業のフランチャイズが主なビジネスです。

 

【下記サイトより引用させていただきます】

 

具体的には、「ノウハウがないけど、不動産屋を始めよう!」という方に対し、「ハウスドゥ」という看板やウェブシステムを使うことを許可し、研修をしたりアドバイザーを派遣してノウハウを提供し、その代わり加盟料をとる・・・・ということです。

 

 

で、儲かっているのでしょうか?最新の通期決算は・・・・・・・

 

 

あら、増収増益ですね!理由をみてみましょう!

 

   どうして増益なの?―数字の背景にあるモノ

 

決算説明資料18頁より】

 

内訳をみてみると、フランチャイズビジネスは23%の増益。リースバック事業(家を買いとり、元家主に貸す事業)が16%の減益。そして、不動産売買事業が217%の増益、ということで、不動産売買事業の伸びが最大の要因ですね。

 

不動産売買事業とは、ハウスドゥが中古の家を買いとって、リノベした後に転売する事業です。なぜ、この事業がいきなり伸びたのか、資料上は、「住宅需要の活発な動きにより」としかありませんが、察するに、「コロナ特需で住宅が売れた」ということかな。

 

不動産売買事業の利益率も倍近くになっておりますし、次期の計画では2021年6月期並みを業績予想としているので、きっとコロナ特需でしょう。

 

  今後の見通しは?―背景理由は、続くのかしら?

 

「コロナ特需で一時的に中古住宅が売れただけ」というなら、今後のハウスドゥの運命は、基幹のフランチャイズ事業が伸びるのか、そしてリースバック事業が復調するのか、ということがポイントになります。

 

【決算説明資料43頁より】

 

会社の来期予想では、フランチャイズが8%の伸び、リースバック事業が27%以上の伸びを予定しています。不動産売買事業と併せて、利益の2桁成長を見込んでいますね。

 

リースバック事業は、仕入れがうまくいっているみたいですから、あとは賃料をとるだけ、よって復調すると思いますが、3年後、5年後、複数の事業の好調が続くかどうか・・・・・・・・・?

 

 

ハウスドゥは、2019年6月期の経常利益が30億円。そこから中期経営計画を発表し、2022年6月期には経常利益28~35億円を予定しています。コロナがあったので仕方ない面はありますが、飲食業や観光業というわけではないし、3年経ってEPSが同じ、かあ・・・・・。

 

 

リースバック事業の伸びはナカナカですし、フランチャイズの基盤もスゴイのですが、「成長が続くかという確信」は持てなかったです、あたしは投資せずで。

 

 

読んでくれて、ありがとー!
今日も、ステキな銘柄に囲まれた、良い一日をお過ごしくださいね。

 


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