営業利益１２９％増！【北陸電力】

どうせ，償却方法の変更でしょ！

基礎知識

北陸電力（９５０５）

富山などで電気を売っています。

北陸電力は，水力発電が３０％を占めるという，実は地味にエコな会社です。

東電や中部電力は水力は３％，関電は９％。

雪解け水でエコに利益を上げているわけですね。

営業利益１２９％増ね。

はいはい。償却方法の変更+燃料安ですね。

もう，読まなくてもわかるわよ。

本丸の，電気販売についてみていきましょう。

電気は売れてるの？

消費者への販売は減少し，卸売つまりほかの電力会社への売却は増えています。

暖冬や景気減速とかいてあり，客数減少は書いていません。

資源エネルギー庁のデータをみると，北陸における新電力のシェアは３％（２０１８末時点）。

新電力のシェアが１５％を超える，東電管内，関電管内とは対照的です。

市場が小さいから，新勢力の流入が少ないのかな？

そうだとしたら，ほかの大手電力会社よりは，相対的に健闘するかもしれませんね。

また，現在の日本では，非化石証書といって，「ＣＯ２を排出しないで作った電気」を高く売る仕組みが整備されています。

その証書をかった企業は，「ウチの使用電気はＣＯ２フリーです」と宣伝できるわけ。

電力会社側からみると，いままでと同じように発電しているだけなのに，既に償却が終わった水力発電所から，新たな利益が突然，捻出されることになります。

ですから，５年，１０年スパンでは，地味に業績が伸びるかもね。

読んでくれて、ありがとう
エコな銘柄に囲まれた、良い一日をお過ごしください

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2020年7月26日