プロが教える銘柄選びの法則

特に期待もせずにamazonで買ってみたら、結構いいことが書かれていたのでメモです。ただし、要約ではなくあたしの理解なので、正しくは原著にあたってください。
勉強になった点その1。PERは益利回りにして、「金利と比べる」。例えばPER33のアップル株。益利回り3%ですから、100%配当しても、4%がもらえる米国債の方が優れている。よって、よほどの成長性を見込むのでなければ買うことはありえない。うーん、いまS&P500の予想PERは22くらいのはずなので、4.5%。国債と同じ利回り・・・・やはり、買うべきではないですね。
その2。今後も日本株の隆盛、とくに低ROE株の逆襲が続きそう。東証が号令かけて低PBR、低ROEの是正を求めているし、敵対的企業買収が原則OKとなった、持ち合い株の解消がされたので、企業は株主を重視せざるをえず、増配の流れが続く。
その3。今後もインフレは続くが、株や不動産を買うべき。ビットコインやゴールドは、適正価格が不明なので買いにくい。
ありきたりな株入門本ではなく、低ROEの方が伸びしろがある、とか、アナレポの業績予想は会社予想と比較しろ、みたいな類書にない実践的な内容が結構載っていて、面白かったです。
今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。