ブラインドテスト!
ゆうとさんからコメントいただきました!!
「suriaさん、記事にしていただきありがとうございます。
(どういたしまして!)
やっぱりセグメントも複雑で難しいですよね。
(そう思います。)
ちなみに、適正価格はいくらぐらいだと思われますか?」
わりとFCFのブレが激しいのであまり自信ないですが、2021年度のFCFは110億円くらいでしょうか・・・2022年度は「前払費用」でキャッシュが100億円出ていっているので難しいですが、これがなければ120億円くらいかな?
「これがなければ」って、実際に費用が出ていっているわけなので、補正していいかどうか微妙ですが、2023年度の今期は利益+14%成長予定なので、今期のFCFも120億円だとしましょうか・・・。
割引率8%
成長率10%(中計参照)
永久成長率2%
ネット負債100億円
として計算すると、4365円と出ました。
さて、現在の株価は4400円です・・・・あら、ぴたりですね!安全域ゼロ、中計のベースプランが達成されるのは完全に織り込み済み、と。中計を上ブレないと、儲けはないでしょうね。
で、今日の記事の趣旨は、UーNEXTの適正価格ではありません。
「株価は知らないで価格算定する」っていいな、と思ったので、これからはそうしようと思った、ということです。
株価をまったく知らずに、FCFと成長率だけ眺めて価格算定して、これが市場の評価と一致していれば、自信が持てますね。あ、これがただしい価格算定なんだ、と。
まあ、こんなの、5件に1件くらいで、だいたいはDCF法で計算すると、株価の1.3倍くらいが算出されます。「5年間安定的にX%で成長する」という、ある意味では楽観的な仮定のもとに計算するので、仕方ないですね。
ただ、現在の株価を知っていると、どうしても、算定結果をそれに近づけようと成長率をいじったりして、バイアスが生じます。成長率は成長率で見積もるべきであり、現在の株価は関係ありません。
今後も、価格算定が終わるまでは、できるだけ時価総額とか株価はみないようにしよっと。
今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。