電気事業が急成長【北海道ガス】
基礎知識
ガスと電気を売っています。
エネルギー関連の器具も売っています。
最新の決算では,売上も利益も伸びて順調
①ガス事業の営業利益が38億円。
②電気事業のは12億円。
③器具販売のは17億円。
電気業界を極めたいので,電気事業のみをみていきましょう。
北海道ガスの電気事業
決算書では下記のとおり。
利益率4.3%。
売上は13%増収だが,発電所の減価償却などで,利益は減益。
ホントかな?
ホンマや。8%,10億円も増えとるで。
HPによると,2018年10月及び2019年7月に発電所が稼働しはじめたようなので,
「発電所稼働開始」+定率法
のコンボで,いきなり減価償却費が増大,ってパターン?
(※減価償却は,資産の使用を「開始したとき」から始まります。定率法という償却方法だと,初期の負担が多く,後半の負担は減ります。)
昨年の有報によれば,基本は定率法のようですが,新しく稼働開始した発電所が定額法なのか定率法なのかは不明です。
北海道ガスの今後の見通し
昨年の電気事業は,売上44%アップ,利益73%増の大盤振る舞いでした。
利益率は5.3%。
安く自家発電できるようになれば,さらに利益はアップするかもしれないですね。発電所の償却が定率法であれば,右肩「下がり」に減価償却費は減っていきます。苦しいのは今だけかも?
ただし,会社全体としては,コロナやら原油安やらで,40%減益予想をたてているようです。
電気事業だけの株があったら,買うのになー
あたしは、パスで。
読んでくれて、ありがとう
ステキな銘柄に囲まれた、良い一日をお過ごしくださいたまにはガス抜きも必要よ。
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