知っているだけで株の勝率があがる
アノマリー
アノマリーとは,特定の時期に,株が安くなったり,高くなったりすること。
優待株として人気の銘柄が,優待日より少し前に高くなるとか。
ゲーム会社の株が,そのゲームのキャラの誕生日付近に妙にあがるとか。
いろいろ,あります。
ほとんどは,一般にひろく知られてしまったことをきっかけに、消えていく運命。
しかーし!
「長期的にそうせざるをえない」ことにもとづくアノマリーの場合,意外に利用できるものがあると思ってます
日本株の売買高の7割は外国人投資家によるもの。
そして、彼らは、17年連続で、四月に買い越しをする!!
「2月3月に海外の株が出揃い、出遅れた日本株が4月に買われやすい」「4月は新しい政策が発表され、それに基づく買いだ」なーんて解説もあるけど。
そんなこたあ、どうでもいいのよ。
70%の買い手が、高い確率で買い越す。さすがに17年連続となると、なんらかの制度的な固ーい理由があるとしかいいようがない。
それだけで十分だわ。
機関投資家は、いつ頃、益出ししなければならないとか、いろいろ、制約があるのでしょう、かわいそうに
あたしたちは、二月にでも仕込めばいい
アノマリーに頼りすぎるのはキケン
あたしの投資スタイルは、優良株をしこむこと。
ただし、優良というだけでは、ダメ。
来期に減益になるかもしれない。
会計上の歪みや中国の肺炎による一時的に過ぎない下げなど、勝率を約束してくれる、具体的な、今後上がるであろう理由。
それがセットになって、初めて資金を本格的に投じる。
投じる時期が、一月、二月なら、なお勝率が上がっていいね、というお話なの。
二月にボロ株を買っても、キケンなものはキケンだわ。
株式投資とは
個人投資家にとって、株式投資とは、「機関投資家からお金を奪うこと」!!
機関投資家が買えないような小型優良株を仕込み、売買高が上がって機関投資家がエントリーし、株価が上昇して、あたしたちは恩恵を受ける。
「世界的なリスクオフ」とかいう、意味不明な理由で売られる優良株を下落時に仕込み、機関投資家が戻ってきて、株価の上昇の恩恵を受ける。
あたしたちは、彼らをカモにすればいい。
というか、彼らが動いてくれなければ、優良株でも株価は永久に低いまま。
100億200億のお金を動かしている。
特定の株は買えないだの、四半期ごとに結果を出さなければならないだの、色んな制約のなかで。
それをわずかにかすめとらせてもらう。
それだけで、経済的にはアガリよ。
ごちそうさま
こんにちは!いつも読んで投資の参考にしています。
昨年4月から投資を始めていますが、少ない資金と過去のトラウマから思い切って投資ができずにいます。さて、2020年2月12日のアノマリー(4月に海外投資家が日本株を買い越す)について、
今年はどうなりますでしょうか?コロナ継続+インフレという変化点があり、今年の4月がどうなるかご意見をお聞かせください。よろしくお願いします。ちなみに去年3月にアノマリー検証として日本銘柄5つを買って、結果は5月に5~10%の上げでした。
ありがとうございます!!
ご懸念のとおり、平時とは(主にアメリカの)インフレ率がケタ違いですから、アノマリーが外れる素地は十分にあるとあたしも思います。5銘柄の日本株を買うような個別投資のパフォーマンスには該当しないかもしれませんが、市場全体について言うなら、今一つ上昇しないか、むしろ下落する方向に一票です・・・