投資家が知るべき「オシント」
公開情報からすべてを暴く!
この記事によると、プロが、テロリスト調査をアマチュアに頼むらしいわ、、、
このベリングキャットというチームは、公開情報から、テロリストの潜伏先を暴きだしたりする。
テロリストが投稿した写真に写る、わずかな看板から撮影位置を、建物と影の長さの比率から撮影時刻を、たまたま写ったガソリン価格から撮影日付を割り出す。
ストーカーと同じ手口🤣
あたしも、弁護士時代、紛争相手のSNSを漁り、「まじめに反省してます」という相手主張の反証として、相手が遊びまわっている写真を証拠提出したことがあったわ。けっこう、脇が甘いのよ。
公開情報調査は、諜報の分野ではオシントと呼ばれ、調査の基本となる。
投資におけるオシント!
バフェットは、年次報告書と、ライバル企業の年次報告書が主たる情報源だ、と明言している。買収先の経営者に、買収前に会いに行かないことの方が多いらしい。
それが事実であれば、彼はオシントのみで投資していることになる。
必要な情報は、公開されている。
有価証券報告書、決算短信、ライバル企業の決算短信、決算説明会資料とその動画。
もちろん、「あさって、自己株式買取が発表される」みたいなインサイダー情報をもっているひとは、いる。でも、かれらでさえ、一年後二年後、その企業が上向くかどうか、いまの株価が割高か割安かは分からない。
決算書をよみとき、企業価値を算出する能力を高めれば、中途半端なインサイダーを凌ぐと信じています。
公開されている情報を、バカにしないことね。
公開されているからって、価値が低いわけじゃない。
え、それだけでは、プロのアナリストに勝てないって?
でも、彼らは、一人で30社も50社も担当しなきゃならない。多くの機関投資家は3ヶ月ごとに成果を出さなければならないから、短期的な情報に重きをおかざるをえない。また、流動性の低い小型株には手を出せない。
であれば、小型の3、4社に絞って長期投資すれば、十分、勝ち目があるのではないかしら?
いま、ひたすら電気会社の決算書を漁っていますが。
10も15もみていると、いやが応にも共通点が分かってくる。
すべての始まりは、原発事故。
原発停止で、既存の電力会社は苦しい。
電力小売りの自由化。顧客はどんどん流出。
減価償却方法の変更による、会計上の利益の嵩上げ。
再エネ賦課金による会計上の売上の嵩上げ、、、
さーて、現在、含み益2200万円まで回復
さらに電気業界を勉強します。
必要な情報は、公開されている。テロリストの潜伏先を見つけることができるなら、いい感じの企業を見つけることもできる、でしょ?