インデックス投資をしてはいけない理由
インデックス投資の利点
インデックス投資とは、日経平均とかs&p500みたいな、インデックス、つまり株価の指数に投資する手法ね。
ここ20年くらいで急速にETF、つまり上場投資信託が普及し、クリックひとつで買えるようになった。
実態は、株価指数を構成している全銘柄への分散投資となるわ。s&p500なら、アメリカの代表的な銘柄500社を一気に買えるわけ。いまや、全世界の株式を買うETFまで登場してる
そして、この、「超」分散投資は、極めて強力!!
ほとんどのアクティブ投資ファンド、つまり、マネージャーさんが銘柄分析して特定の株を買っていく方式より、単純にインデックス投資をした方が儲かるのよ。
s&p500の投資信託ないしETFを買えば、年率9%の値上がりが期待できるわ!すごーい
インデックス投資が見落としていること
では、あたしたちは、全財産をs&p500に投資すべきかしら?
現に、世界一の投資家バフェットは、彼の遺産の9割をs&p500のETFで運用するよう指示している(残りの一割は米国債)。
あたしは、それがベストだとは思わない。
インデックス投資は、積み立てるだけで、かなりの利益をえられる。
でも、自分の資産すべてをインデックス投資に振りむけると、投資家としての成長がとまってしまうとおもうんだ
決算書を読みこんで、打診買いして、撤退して、失敗を分析し、より勝率があがる、、、、そういうPDCAがまわらなくなる。
もしも、そういった研鑽の結果、例えば年率12%の儲けをコンスタントにあげられるようになれば、複利計算で、インデックス投資を大きく凌駕する。
全財産をインデックスで運用することは、成長の可能性を潰すことにもつながるの。
、、、、何より、「自分が成長する」って、人生の大きな楽しみじゃない
結論
ただし、「米国の有名大学を出て金融工学を極めた人が、s&p500を超えるパフォーマンスを継続的にあげられない」というのも、厳しいけど事実だわ。
つまり、
①学習の結果、その人たちを超えられると思えば、インデックス運用はやめて個別銘柄運用の方がいいし
②頑張って勉強してもインデックスは超えられないって達観した人、時間がなかったり投資に興味はないがお金は殖やしたいひと、全財産をインデックス運用でいい。
あたしは、自分の成長可能性を信じる。
その結果、損したら、所詮それまでの人間だったと諦めるわ。でも、やってみる前に諦めることはしない。また、二回や三回の失敗でも諦めない。当のバフェットですら、間違った銘柄を買って撤退することをいまだにしているわ。
あたしたちが勉強しないで、どーするっていうのよ!
「インデックス運用?何それ、おいしいの?あたし、年率20%で運用できてますが。」
って、言えるようになる
とはいえ、インデックス運用がかなり強力なのは事実ということで、自分の成長可能性を加味しても,現実的には
①まずは、財産の大半をインデックスで運用するが、学習のため、一部は個別銘柄を選ぶ。がんばって勉強する。
②実際に、長期的にインデックスの成績を上回るようになってきたら、インデックスの割合を徐々に減らし、個別銘柄運用の割合を増やす
というのが、最適解だとおもってます
あたしは、今は、インデックス運用部分が少なすぎる。
資産のわずか0.5%しか買ってない。どんだけ自分の成長可能性,信じてんだ・・・・・・(笑)
ので、もう少し、追加予定よ、、、しかし、s&p500、なかなか下がらないわね、、、、
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