プレサンスの今後を考察【追記あり
現状の確認!1月初旬,山岸社長保釈
12月16日,山岸社長逮捕。
逮捕ということでお泊りするのが2日間,勾留はそれから20日間なので,おそらく1月3日か6日,7日には,起訴され,即日,保釈されると思われるわ。つまり,1月3日か6日,7日に,拘置所から出てくる山岸さんが報道されるはず。
こういうときって,元弁護士だと便利(笑)
容疑は,どうやら,「手付金名目でプレ社から学校に21億円を支払 → このうち18億円を山岸さん個人への借金返済の原資にした」ということのようね。
借金なんてなかったとか,返済が前倒しだったりして,かつ,山岸さんがその事情を積極的に追認していれば,共犯になりえるわ。
まったく事情を知らずに,本当に「学校に対して」ある借金の返済を受けただけなら,それは無罪だけど。
手付金の支払時期と返済時期,金額が一致しすぎているので,「(理事長個人からの?かな?)借金返済の原資になるとは知らなかった」というのは難しいでしょうね。
そして。
いったん,①関係者が逮捕され,②その後に山岸さんが逮捕された,という経緯から推察すると。
先に逮捕された関係者が,「山岸さんは事情を知っていた」と,既に自白していると思われる。
最悪,それを裏付けるメールのような,客観的証拠なんか残っているかもしれない。
いずれにせよ,二段階で特捜部が動いて,「無罪でした,てへぺろ」っていう確率は低いので,1年,1年半後,山岸社長に有罪判決が出ることを投資家としては織り込むべきよ。
プレ社の現状:優秀だけど,短期的には・・・・
プレサンスコーポレーションの財務状況収益状況は,こちらに書いたとおり。
極めて優秀よ。
ただし,注意しなければならないのは,短期的には,つまり次の決算では成長率が鈍る可能性が高いこと。
この掲示板とか,やっぱり,マンション買主は,解約を検討しているわ。
プレサンスコーポレーションが万が一倒産したら,アフターフォローが受けられなくなるので,消費者としては当然の動きね。
また,逮捕から2週間程度は,プレサンスコーポレーションの営業部隊は,動けていないはずよ。
マンション購入はみんな見合わせるでしょうし。
土地の仕入だって,できないでしょう。
新しい融資をプレサンスコーポレーションが受けるのも,現在は一時停止になっているはずだわ。
つまり,12月の営業成績はズタボロよ。
2週間完全に動けてなかったとして,それだけで4%の売上減少ね。
中期的には盤石
大阪は,微妙に人口が減少してはいくけれど,大阪万博とリニア新幹線開通を控えているわ。
単身者の世帯数はむしろどんどん増えているので,1DKなど小さめのマンションを売っている大阪の会社は,今後も儲かるでしょうね。
既にマンションがバカ高くなっている東京に比べたら,むしろ上昇余地は大きいかもしれない。
ということで,エントリーの仕方としては,現在,わずかに買っておいて,次の決算を確認して,本格購入,かな。
もちろん,いまからそれなりの単位を買っておくこともありえるけれど。
予想以上のマンション買い控えが発表された場合の下げは怖すぎるし,その確率はそれなりにあると思う。
あくまで優秀な会社だから,決算直後に買うことでも,それなりに儲けの確保はできると思っています。
・・・・・逮捕されなければ,死角のない最強銘柄だったのに・・・・・・・シクシク
【令和2年1月15日追記】
検察は,被疑者を10日,MAX20日間,拘束できるのだけれど,なんと10日目で起訴したわ。
よほど手堅い有罪の証拠があるのね。
そして,山岸社長保釈のニュースが見当たらない。
「上場一部の社長が,起訴されて,保釈請求しない」は,追起訴つまり他の罪の取り調べを受けていない限り,ありえない。
(※ほかの罪の追及も受けている場合は,保釈請求しません。保釈された瞬間に,その別の罪で逮捕されるので)
よって,保釈請求が却下されたか,ほかの罪の取り調べも受けているか・・・・・・いずれにせよ,あまり良い状態ではないわね。