分析の際にみるのは,経営者
エンジェル投資家っていう本を読んだよ(>_<)
エンジェル投資家 リスクを大胆に取り巨額のリターンを得る人は何を見抜くのか (日本語) 単行本 – 2018/7/12
ジェイソン・カラカニス (著), 孫 泰蔵(序文) (その他), 滑川 海彦、高橋 信夫 (翻訳)
ベンチャーに投資するので,当然,実績がどうこうという分析はできません。
何をみるかというと。
人!
その会社の株ではなくて,その人の株。これを買いたいかどうか。
夢が大きくて,元気があって。
競合はどこか,どうやって利益をあげるか,失敗するしたらどうして失敗するのか。
そういったことに即答できる,知性ももっている人。
あたしは,株,超初心者のころは,勘で取引をしてた。
ある程度年数がたつと,バフェットの本を読みまくり,バリュー投資に入れ込んだ。
利益率がよくて,そこそこ成長していて,借金がなく,PERが安い。
・・・・・これで,損はしなかった。でも,借金が多いとか,PERが15倍を超えているとかで見送った株。
セリア,ゾゾ,ワークマン・・・・そのあたりは,どんどん高値になっていて,今も高値です(笑)
見るたびに,吐き気する(≧▽≦)
ここ半年になって,ようやく,PERの呪縛から解放された。
成長するのが前提なら,高PERでも問題ない。みんなが,成長を見込んでいるってだけ。
バフェットだって,優良企業を妥当な値段で買えって,実は言っている。
彼も,グレアムと賢明なる投資家を推すけれども,実は成長株投資派なのかもしれない。
最近になって,あたしがよく分析するのが,経営者。
といっても,直接あたしに会ってくれる経営者はいない。
「資金をきちんと活用できているか」をみる。
ROEが低いのはダメ。
現金が積みあがっているのもダメ。
活用している固定資産があるのは別にいい。身軽な企業であればなんでもいいわけじゃない。
この低金利の時代,借金していないというのも,ちょっとマユツバ。
だって,事業拡大したいなら,投資すべき事業があるなら,低金利で借りればいいでしょう。
豊富な現金があるのに,M&Aもせず,配当もせず,自社株買いもしない・・・・・・・・・
そんなグータラ経営者の株。もっていても,損はしない。でも,儲けもない。
自社株買いしないで現金を余らせている点で,守りに入っている。
損はしない。でも,伸びしろは小さいと言わざるをえないわ。
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