Keeper月次の注意点!


谷会長のブログを2021年から一気読みしています。目が潰れそう・・・・・ただ、おかげさまで、Keeperについて具体的なイメージがさらに固まったように思います。

Keeperの月次をみると、2022年が、既存店前年比+30%とか出していて、最近は皆さん御存知のとおり、±0付近です。ぱっとみると、成長鈍化のようにみえます。

ところが、Keeperのここ3年の歴史を追っていくと・・・・

まず、2020年はコロナで自粛や時短営業があったので、2021年は前年比で高い数値が出て当たり前。
また、2022年5月はカンブリア宮殿で紹介されて一挙に売上が伸びたので、2023年5,6,7月あたりの前年比は微妙で当たり前(実際は前年比で大きくプラスにしちゃいましたけど・・・・)。
何より、ここ3年間、Keeperは、予約システムの導入、洗車場の改造(洗車場からコーティングブースに移動しなくて済むようにした)、既存店のブース拡張に勤しんでいたので、キャパが倍になった店舗がたくさんあります。ですから、前年比+30%だの40%だのの既存店がちらほらあったわけですね。

つまり、今までが異常だったわけです。成長鈍化といえば鈍化なんですが、悲観する鈍化ではないですね。


今後は、おそらく既存店が(まだブース増設していないところがあるので)+10%前後、新店が+10%程度を達成し、「今後、FC店をも毎年20店作る」みたいな方針転換がなければ、+30%というような成長はないでしょう(そういう方針転換はそのうちせざるをえないと思いますが・・・)。

バリュエーションには影響しますが、ビジネスの本質が変わったという判断はないわけです。

ほかの企業でも、「前年まではコロナの影響があったので今年度は既存店+30%」なんていうのをたまにまだ見かけますが、前年比をみる場合、その前年とさらにその前年に特別事情がなかったか、丁寧に見なければならないですね。

今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。

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