いまさらKEEPER技研かよ
ピルロさんからコメントいただきました!!
「suria様、こんにちは。
(こんにちはー)
いつもブログやツイッター参考にさせていただいてます。
ツイッター拝見しました。
キーパー技研を打診買いされたんですか?
以前保有していたのは記憶してましたが、確かその時は2000円台。
今は1.5倍ぐらい株価が上がると記憶しており、意外だなと思いました。
(・・・いや、あたいも、「あん時からホールドしとけよ」と思っとったよ・・・)
perも割安ではないと当方は考えており、インフレで利益率悪化の懸念もあります。
割安前提ならまだしも、今の株価でなぜ買われ、またどういう経緯で再度ホルダーになられたか教えていただけると幸いです。」
うう、痛いところをつきますね・・・・・しかし、購入理由をハッキリさせるいい機会ですので、言語化しておきやしょう。前回の記事はこちら。
まず、今回、打診買いしたのは100株に過ぎません。さらに10~20%、下落しなければ買い増しはしない予定です・・・・「今の値段では割安ではない」というのは、完全に同意。そりゃ、中計が発表されれば、それをすべて織り込んだ値段がつくわな。
そのKEEPER技研を買い候補に再度くわえた理由は、
①危惧していた、「不況やガソリン代高騰 → 節約志向でコーティング代支出が削られる」という流れがどうやらなさそうだ、ということです。「新車納入の遅れ → クルマを買い換えないでコーティングでガマン」という追い風すらある。これは意外でした。意外に、不況耐性があるんですね・・?
②中計が発表されて、今後の見通しが良くなったこと。スバルやトヨタでの付帯率も順調ですし、お店を150店にふやすそうですから、毎年20%成長は十分可能と判断しました。現時点で、店舗同士のともぐいも発生していないようです。
③インフレが進みつつあることは、むしろKEEPERを再び選好した理由のひとつです。借金なく営業CFの範囲内で、さくさく新店を増設できる・・・つまり、設備投資が(比較的ですが)軽い。値上げもできていますし。
ただ、直近4ヶ月の月次は、わずかな減速の気配を感じ取ることも可能です・・・・来年5月以降は、「今年4月の5%値上げの効果」がなくなるので、数字的にももっと厳しくなるでしょう。
あと気になっているのが、円安ユーロ高ですね。ドイツから仕入れているコーティング剤の原価率は悪化しないのでしょうか?営業利益率は、昨年が30%。ところが今期の業績予想では2Qで34,4%・・・・中計でも「製品関連事業」の原価率はあまり変わらない想定なんですよね・・・・次期の業績予想や中計の発表は今年の8月で、その時点で相当円安は進んでいましたが、為替レートとしていくらを想定しているのか・・・?
ということで、「場合によっては、業績予想に数%の未達があるかも・・・・?そこで株価が下がったら買いたいので、打診しておこう」というところです。4000円付近でガッツリ買う勇気は、ありません。
KEEPERは値段の振れ幅が大きいので、波乱に期待しています(笑)
今日も、見送っていたら1.5倍になってしまった銘柄を眺めて、良い1日をお過ごしくださいね。