投資の敵、嫉妬をやっつける方法
みなさん、儲かっていますかー?あたしはガンガン儲かっています・・・・とでも言うと、ただちに「嫉妬」がおきるハズ。
これ、仕方ないんですね。人間は、サルのころから、資源を奪い合って生きてきました。「となりのサルが自分より良いものを持っている=自分には資源がないので、自分の生存確率が下がる」なので、ムカつくんですね。もはや本能ですから、理性で抑えるのはムリ。
→自分より儲かっているひとをみて、嫉妬する
→地味な銘柄を売って、派手でリスクの高い銘柄に手をだす
→損する
・・・・そんな悪い流れを断ち切るには、どうすればいいのでしょうか?
信長のシェフ1巻 (芳文社コミックス)
あたしの知る限り、もっとも良い方法は、
「自分より貧しいひと、恵まれていないひとをみる」
です・・・後ろ暗い方法ですが、とても効果があります。ツイッターやブログで自分より儲かっていないひとを探してもいいですが、良い方法のひとつとして、「昔の時代の生活をみる」ことをおススメしたいと思います。
マンガ「信長のシェフ」は、現代で西洋料理のコックさんだった主人公が戦国時代にタイムスリップ、大名たちにフレンチや西洋料理を披露して圧倒する・・・・というマンガですが・・・・・読んでみると、戦国時代って、
■醤油がない。だから、「てりやき」すら、ない。
■油も貴重品。揚げ物もないし、「炒める」という手法すら、ない。
■砂糖は高級品で、もちろん砂糖菓子も貴重品。
これを読むといつも思うのが、
「現代の日本で暮らしているだけで、大名以上の生活、勝ち組」
ってことです・・・・だってさ、醤油も砂糖もあるんですよ!?(笑)
大名以上の生活をしていて、まだ物質的に満足できないなら、たぶん生き方が間違っているんだと思う。
ということで、嫉妬に狂いそうになったら、「信長のシェフ」を読みましょう。ふつうの時代小説よりも食べ物が前面にでてくるので、「自分は幸運」と感じやすいです。
今日も、ステキな銘柄にかこまれた良い1日をお過ごしくださいね。
人の世を動かすのは欲望ではなく羨望である。
バフェット・マンガーはこの点をよく理解していますね。
株でリターンを得ようとする前に、まず生活全般の固定費を見直すこと。完全に同意です。
日本ほど格差が少なく、かつインフラ、公衆衛生、安全面の優れた国は世界にほとんどありません。
多分、「足るを知る」ということを、殆どの人ができていない。だからこそリターンを過剰に追い求め、そのトレードオフとして、リスクを軽視している人が多いのではないかと感じます。
自戒も含め、「常に固定費を意識すること」「リスクを軽視せず安全域を十分に確保すること」を頭に置いて日常と投資をこなしていきたいと思いました。
そうですね、みんな、「足るを知る」なんて考えずに、生活レベルをあげようとしている感じがします・・・・大丈夫ですかね、現代社会。