日本はガンガン財政出動せよ
楽しく読むだけでアタマがキレッキレになる 奇跡の経済教室【大論争編】 2022/3/22
中野 剛志 (著)
奇跡?
あー、えっと、いわゆるMMT理論ですね。
MMT?
国は、自然人と違って、借金を完済する必要はない。「返せる範囲で借りる」ではなくて、「高インフレにならない限り」借金して財政出動してOK・・・って感じかな。
インフレにならない限り、ガンガン国債発行してOK、と・・・過激だにゃ!財政破綻するにゃ!
そこはお決まりの反論があって、「円を刷って国債を償還すればいいから、破綻はしない」
え、でも、円を刷りまくったら、それこそインフレになったり、円安になったりしねーの?
「インフレが止まらなくなるまで財政支出を拡大し続けるような政権は、国民から支持されず、選挙を通じて追い出されるに決まっています(同書237頁)」だって。
民主主義、スゲー!!
あとは、積極財政で設備投資がされ、供給能力がアップし、モノが足りるようになるから大丈夫ってことらしい。
でも、供給能力アップがかなうまでは、インフレになるんじゃ?
あたしもそう思う・・・・
「高インフレにならない限り財政出動してOK」というのは一理あると思いますが、返済能力が疑われるくらい債務を積み上げると、円安になって、資源高を通じてインフレになっちゃうと思うんですよね・・・・この場合、日本で石油の供給能力を上げるわけにはいかない(省エネ技術に投資するくらいか)ので、国民は貧乏になると思う・・・・。
「積極財政をすると、財政が悪化して国債の金利が上昇するのでは」という疑問もあります。これは、いま、まさに日銀が国債を買って金利上昇を抑えているところです。日銀が国債を買えるうちはいいんですけど、インフレが激しくなったら、どうするのかしら・・・・金利抑制をとるのか、インフレ抑制をとるのかの板挟みになっちゃう。
「為替に悪影響が出た場合、どう対処するのか?」という点は、この本には書かれていませんでした。あたしは、粛々とインフレに備えたいと思っています。「インフレにならなかったらラッキー」だと思ってます。
今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。
suriaちゃん さま へ
いつも情報提供ありがとうございます。
岡崎良介さんのマーケット動画は、いつも面白くためになるので
お送りします。
今回は、前回までより面白みに欠けますが、「なるほど!」いう動画でした。
(1) 【日銀短観スクリーニングで期待される業種】金利との戦いが始まった米国景気と株式市場(岡崎良介さん) [マーケットディーパー] – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=lf0Ki8D3EOM
〇ライク(2462) モバイル、建設、物流など向けの人材サービス。保育園や学童などの保育事業、介護事業を展開 を決算分析していただければ幸甚に存じます。
https://finance.yahoo.co.jp/quote/2462.T
ありがとうございました。ライク、ちょっと見てみましたが、セグメントが3つあり、しかも中計、途中の財務数字が非公開・・・ちょっと、あたしには難しいかな、と思いました。
suriaちゃん さま へ
お手数をおかけしました。
上場から現在の株価動向の時間軸が気になっており買いのを躊躇していました。
本年度は、平日の空き日数・時間が増えたので、有報でセグメント毎の状況を
コツコツ読み込んで観ます。解らないものは買わないんですね。