PERは逆数でみろ!
ぼーっと、かぶ1000さんの「貯金40万円が株式投資で4億円」を読んでいたらですね。新たな発見がありました。
PERについてご説明されているところで、
「私が他の投資家と違うのは、PERをつねに「株式益利回り」として評価していること。株式益利回りは、PERの逆数(1/PER)です。」
「益利回りに置き換えることで、株式以外の金融商品である賃貸用不動産などの表面利回りや、国債、預貯金等の金利との比較が容易にできるようになります」
【以上、上掲書63頁より引用させていただきます。】
な・る・ほ・どね・・・・PER12って言われてもピンときませんが。利回り8%と表現すると、
「優良な不動産投資と同じくらいだな」とか「米国債より2倍も有利だな」とか、「この利回りなら生活費は稼げるな」とか、いろいろ、考えつきます。あとは、そのPERが分子にしている利益が(一時的な増益で)狂っていないか・・・成長性か継続性があるのか・・・判断すればいいわけです。
PER表記だと、「同業のこの会社より安い」とか言えるのですが、「だから何?」みたいなところがあります。あたしたちがなぜ投資をするかというと、利回りを求めているんですよね。じゃあ、利回りをみればいい。
別記事で書いた、「株式投資を債券投資的にみる」考え方にも、利回りをみる方式のほうがマッチしますね。
かぶ1000さんのおっしゃるとおり、今後は常に株式益利回りを意識してみていきたいと思います。
プレミアグループは、PER15・・・・「この利益が続けば」利回り6.6%・・・低くはないですが、株式投資としてはもう少し利回りがほしいところ・・・・・「今後、順調に二桁成長が長く続くなら」利回り8%になり10%になり12%になる・・・・うん、それなら悪くない投資ですね。
あるいは、株価の方が下落してPER12になったら、利回り8%・・・さらに魅力的になりますね。なんだか、株価が下落してもいいような気がしてきました!利回りでみている効用ですね!
オープンハウスはPER7・・・「この利益が続くなら」利回り14%・・・・あれ、悪くない、っていうか、すごいですね。なぜPERが低いかというと、おそらく自己資本比率がひくいからでしょうね。PERは、BSの要素が(利払い以外)取り込まれないので、借金がおおい企業は使いにくいわ・・・。
今日も、利回りのよい銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。
こんばんは。いつもこっそりこちらで勉強させて頂いております。
今回もなるほどなーと思いました。ありがとうございます。
企業側はROAやROEを指標としていますが、
PERとは何?の人が多いので
投資家とは視点が違い、面白いですね。
あ、すいません。文章がおかしかったです。
企業側はROAやROEを指標としていますが、
PERとは何?の人が多いので
視点が違い、面白いです。
こちらこそ、コメントありがとうございます!
企業側はPERとは何?のひとが多いんですか!たしかに、投資をしていなければ、あたしも知ることはなかったでしょうね・・・
なかなか、扱いが難しい指標だと思います。
suriaちゃん
こんにちは
株式益利回りの考え方、面白いですね!
この記事を見て思ったのですが、僕は無意識に主力5銘柄に益利回りの高い銘柄を2つ組み込んでました。
■デイトナ
益利回り:18.1%
自己資本比率:69%
※業績は維持すると思っているが、成長性は最近疑問が出てきました。
■恵和
益利回り:13.7%
自己資本比率:64.5%
※ここは、今後も成長し続けると考えています。
デイトナは今期10%位利益成長する見込みが無ければ売ろうかと考えてましたが、suriaちゃんの記事を読んで、今後低成長でも、益利回りが非常に高いので持ち続けて良いように思えてきました。
かぶ1000さんの本、僕も購入して読んでみたいと思います!
こんにちはー、ありがとうございます!
益利回りでみると勇気がでますよね!利回り18%!!利益がきちんと再投資か配当されれば、そうなるはず・・・・理屈上は。