配当っていいな
小型株に乗り換えてから、配当利回りを重視するようになりました。2%後半はほしいところですし、現在、ポートフォリオ全体の配当利回りは3%=1200万円の配当予定です。
いままで、「配当?ない方がいいじゃん!」だったので、180度の転換です(笑)
ファイナンス理論的には、配当は最後の手段なんですよ。
たとえばROE20%の企業なら、1億円を配当にまわさず内部留保して事業投資すれば1億円を元手に2000万円儲けられます。これに対して配当した場合、投資家は、運用してほしいとおもって企業に預けたのに返金されて、税金をとられたうえ、20%相当の利回りの預け先を別に探さなければなりません。踏んだり蹴ったりですね。
ということで、バークシャーやアマゾンは配当をしていないし、それで評価されているわけです。
・・・というのが理論的な話。
現実には、ごく一部の優良成長銘柄を除き、高い配当がある方がいい、と宗旨替えしました。
まず、高い配当を出せるということは、それなりにキャッシュが潤沢にあることの裏返しなんですよ。「PL上は利益すごいけど、実は先行投資だらけでキャッシュありません」という不良企業、よくありますが、低配当になりがちです。ですから、配当利回りが低いということで足切りしておけば、そういった「実はキャッシュがない」不良企業へ投資を回避することができます。
次に、株主還元姿勢ですね。小型株をみていると、決算説明資料がなく、どうみても株式を買ってほしいと思っていない企業に・・・・30社に1社くらいでしょうか、出会います。彼らは、取引先からの勧めや、社員採用のために上場しているのであって、株主に還元しようなんて気はみじんもありません。ということで、これも配当利回りが低いことが多いですね。配当利回りで足切りすることで、こういった企業も足切りできます。
最後に、カタリストですね。いまも関税で株式市場が暴落していますが、いくら株価が下がろうと、関税で業績に影響のない企業は、粛々と業務を拡大し、それにつれて増配するはずです。増配が発表されれば、その時点で必ず株価がついてくることになります。業績が良くてひたすら現金をため込んでいるだけだと株価も動かない可能性がありますが、増配は安定的かつ立派なカタリストになります。
ということで、高配当株、最高です・・・・といっても、「配当そのもので儲けよう」ではなくて、「配当で足切りして、不良企業への投資を回避しよう」という趣旨ですが。また、一部の成長企業はそれこそ成長のために配当が低くなっているケースは当然あるのですけど。
まさか、こんな宗旨変えするとは思いませんでした。だって、清原さんも、「この銘柄はPERいくつで、配当利回りもいくつなので、うんたら」みたいに配当利回りをみているんですもの。
暴落しても、配当は変わらずー。頼もしい・・・・
今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。
suriaちゃん、こんにちは!
なかなか興味深い内容で色々考えさせられました。私は超分散なので配当は無い所も多く、あっても色々。入金されるとやはり嬉しいですね。使い勝手の良い優待も
決算説明資料が年2回、しかもその資料が何と!決算1か月後に出る企業がPFにあって
今回創業社長が85歳で会長になり、息子が社長になりました。でも現会長なかなか
しっかりしていて個人的には応援している会社なんですけどね。一番気持ち的に
引っかかるのが説明資料の出るタイミング。IRに文句言いたいくらい(笑)
最近は株主還元強化への意識がきちんと書かれている企業が増えましたね。個人的には歓迎です。
うーん、1ヶ月後かあ、、、笑
あー、でもあたしのポートフォリオ、二代目三代目の社長がちらほらいますが、いい仕事してます。2代目も優秀だといいですね!
suriaさん、こんにちは。
トランプ相場も銘柄の選定が進んできましたね。
ロードスターは徐々に値を戻してますが、プレミアグループは値動きが悪いですね。
グリムスはこんなもんでしょう 笑
気になるのは毎回早めに決算発表を行うプレミアグループが今年は例年よりだいぶ後ズレの予定。
会社側はシステム障害の影響は軽微と説明会で発表してましたが、どうしても気になるところです。
そーですね、随分値が戻りましたね。グリムスはこんなもんではありませんけど笑
プレミアグループは確かに心配ですけど、まあ、システム改修費用追加で数億というところではないかしら。