競合の決算書をみること

 あたしのポートフォリオの主力、プレミアグループは、ライバルがはっきりしています。クルマの自動車ローンをやっているのは、(新車を除くと)

オリコ
ジャックス
アプラス
セディナ

のみです。オリコとジャックスは上場しているので、決算説明資料にオートローンのページがありますので、みてみましょう。まずは、オリコ。

1Q決算説明資料9頁より

 半導体不足で、若干の減収ですね。では、ジャックスはどうでしょうか?

通期決算説明資料33頁より

半導体不足の影響を受けるも、増収、ですね。取り扱いが拡大しています。


ここから分かることは、半導体不足がメインテーマとなっている、ということですが・・・・さらに言えば、「それでも増収しているところもあるし、減収のところもある」という当たり前の事実です。

「同業が減益だったから」という理由で同じ業種の自分の持ち株のポジションを減らす・・・・これも一つの在り方ですが、同じ業界の会社といえど、常に同じ影響を受けるとは限りません。いや、「同業者とは違って、競争力が高いから」その銘柄を買ったのではなかったのでしょうか?そうであれば、同業者が減益でも、自分の持ち株を売る理由にはならないんじゃないかなー、と思います。まあ、今回は、ジャックスは輸入車中心という違いがあることもありますが。

 競合の決算書をみるのは勉強にはなりますが、所詮、別の会社の決算であることは抑えておきたいところです。


 ちなみに、3社とも「半導体不足」を言っているということは・・・・・それが解消されて、車の販売台数が回復する来年には何が起こるか・・・・・?楽しみですね。

今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。

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