増収増益なんて当たり前
最近、こまごまとしたポジション調整や株価チェックからは距離を置いているsuriaです。とはいえ、株式投資はやっぱり好きなので(笑)、片山晃さんの動画をみてました。
お題はPER・・・・そして、片山さん、相当PERを重視しているようです。PERとキャッシュフローをみる、と言っていますね。
そして、増収増益なんて当たり前。「EPSの伸びにしたがって株価が追随するだろう」という戦略よりも、PERなどマルチプルの切りあがりを狙っているそうです。
結局、毎年10-20%増益して、その30%くらいを株主還元してもたかが知れており、債券投資やインデックス投資に比べると妙味は少ない・・・その代わり、PER7が14になったりするのはそこそこある、みたいなお話でした。
うーん、納得。
あたしは株式投資はバフェットから入ったので、ROEが高くて業績が安定している株を買えば、業績の伸びにしたがって株価もついてくる、と信じて疑っていませんでした。
ところが、現実の株式市場はそんなきれいなものではなくて、増収増益であっても「織り込み済み」とかいって株価が下がったり、成長鈍化につれてPERが切り下がって増益しても株価はどんどん下がる・・・・そんなケースを数多くみてきました。
「良い企業を買っていれば、その業績に応じて自然と儲かる」なんてきれいごと。なぜなら、良い企業ってところが既に織り込まれているから。
今年に買った粧美堂もNCS&Aも、増収増益はもちろんなんですけど、PERの切りあがりによる儲けがすごかったです。PERの切りあがりがないロードスターキャピタルなんかは、すごい増収増益ではあるんですけど、インデックス投資を圧倒するかというとそうでもなかったです。keeper技研やプレミアグループなどの「優良」銘柄は言うまでもない成績です。
ってことで、増収増益は当然の前提であって、その後にPERが切りあがる・・・つまり新事業の開始で市場の見方が変わるとか、PERが切りあがるストーリーの発見に集中しなければならないですね。
とはいっても、そういったストーリーって、「小型株が中型になり、機関の資金が入るようになった」くらいしか思いつかないのだけれど・・・・・片山さんの住信SBI銀行みたいに、きれいにストーリーを当てられるようになるのはいつになるやら・・・・・
大変勉強になる動画でした。儲ける戦略がしっかりしていて、やはり達人はすごいですね。そして、PERだけだと狂うのでちゃんとキャッシュフローもみている・・・・当たり前か。
今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。



プレミアグループのような種類の不人気のぼろ株というのは今後は1600円から2300円の間をひたすら行ったり来たりして全然上に上がらない気がしますが少し上がるたびに全売却していけばこのようなぼろ株でも意外に稼げるような気がするのですが。どうせ経営陣がぼろいので2500円は突破できずすぐ下落し利益が少しは出てるのでどこが底が分かってるので適当に買える。その上値動きが一番荒いので直感で買ったり売ったりしていけば何とかなるような気もします。キーパーもそんな感じです。
そうですね、ボックス相場を利用するのはひとつの手だと思います。下がってもしれてるでしょうし