四季報の読み方
基本的にあたしは四季報はキライなんです・・・細かい字でびしっと詰め込まれていて、肝心な部分はどうせ決算短信などに当たらないと分からないし・・・・。
でも、清原さん、村上世彰さん、かぶ1000さんなど著名かつ成功されている方は四季報を強く推しているので、やっぱり読まなきゃならないと思うんです。いまさらですが、新春号を買って精読しました。
けど・・・・・眠い。
一応、あたし流の読み方をとりあえず確立してみたので、ポイントを書いておきます。あ、もちろん、あたしの備忘録であって、これを勧めるわけでは決してないです。
ポイント1。まずどこを読むかについてですが、通読を最初からあきらめます。2000、3000、6000、7000、9000番台あたりのサービス業、小売業は頑張って、日を分割して、全ページ読みます。それ以外はもう最初からギブアップします。林業とか海運とか、分けわからんもんよ・・・。
ポイント2。選別の第一関門ですが、営業利益が右肩上がりかを、まず1-2秒で確認し、赤字があるとか凸凹しているのはただちに除外。これで4つに3つくらいは除外できます。
ポイント3。選別の第二関門。利益が右肩あがりでも、時価総額が大きいとか、PERが高いなど、「織り込み済みくさい」はやはり直ちに除去。あと、ROEが8%ないのも除去。これも1-2秒で確認できるので。これで、300頁読んで4-5つかな、「これはもっと調査」というのがみつかります。
不思議と、機械的なスクリーニングで出てこないヤツが見つかるんですよね・・・ROE10%以上とすると9.9%は弾かれてしまうし、増収を条件にすると「一過性で減益」みたいなイレギュラー決算も弾かれるから。しかも、そういうの、多いんですよね・・・・。
で。
四季報で銘柄を探すコツは、たぶん、ある程度あきらめること、だと思います。「たまたま今期のみ不調」とか、「スポット契約をサブスクに切り替えているから中期的には黒字転換確実」みたいな、イレギュラーなやつ、四季報でパットみて探せるわけないじゃないですか。
「四季報上」、良い銘柄と思えるものを探す・・・・に特化して、「あとは諦める」という姿勢が重要だと思います。
まあ、四季報マニアみたいなひとは、喜んで全ページ読むんでしょうね・・・・おそろしい。
今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。