令和6年7月末ころの資産状況
Keeperがポートフォリオの80%になりました。
当バークシャー・ハサウェイの7月30日9時00分頃の資産は
3億2500万円
となっています。プレミアグループもキーパー技研もがっつりさがって、年初来マイナスです。まあ、気にしていませんがね。
【現在の戦略】
1 絶対的には、ROEが高く、毎年20%程度、長期的には5%程度、利益が伸びていく会社を買います。①競争がないレベルの高い優位性、②店舗数拡大など成長余地がはっきりしており、③サービスや商品、顧客が画一的で、規模の利益を享受できる(成長に伴って利益率が良くなる)、あるいは最悪利益率が維持される企業。
2 相対的には、Keeperがあるので、「ROE30%、成長性20%を擁し、株価上昇余地二倍程度の割安で、ライバル不在レベルの銘柄」でないと新規では買いません。
投資の前提となる長期成長のストーリーを記述します。新しい決算やニュースがあれば、そのストーリーが崩れていないかを判定します。
【ROE30%のメイン銘柄たち】
KeePer技研:ROIC40%。店舗を増やし、リピート率85%で客を積み上げ、海外や船底コーティングなどの伸びしろもあり。製品の優位性や店舗展開のスピードは変わっていない、否、加速する可能性すらあると判断。
プレミアグループ:ROE30%。オリコやジャックスにはない故障保証や引揚げ車両販売、緻密な審査でシェアを増やし、カープレミアによる囲い込み進行中。1Q決算も穏当通過だが、カープレミアディーラーの伸びややや弱いかな?
ロードスター:ROE30%。社長のネットワークで入札前相対でビルを購入し、賃料値上げをこなして2年で売却。最近の築浅物件の仕入れの趣旨がよくわからず、方向性について注視必要。定性的にはやはりプレミアグループ、Keeperより低い評価(持続的な成長が可能か不明。岩野社長の属人的ネットワークに頼っている可能性)と言わざるをえない。
【控え銘柄:絶対的にはすばらしいが、メイン銘柄と比べると買う必要性なし】
マークラインズ:ROIC25%。部品会社の営業や設計にとって必要な情報を売って、米国やメキシコ、中国にてシェアを伸ばしていくはずですし円安も追い風ですが、利益成長は15%程度?もう一声ほしい。会社説明会が視聴できないのもマイナス。1Q決算はコンサルが伸びて順調ですが、「それが続くか」はよくわかりません。
アップガレージ:ROIC14%。海外展開やネクスリンクの成長に期待だが、まだ微妙に低成長なので投資保留。決算は無事に通過、次期は14%増益予定・・・株価、ずいぶんあがっちゃいましたね。
コシダカ:ROIC17%。居抜きや持ち込み可、大型化で低価格を実現。絶対的には良い銘柄だが、競争は激しい業界なので、やはりプレミアグループやKeeperよりは劣るか。
トレファク:ROIC17%。強みは早い回転率(季節ものは持ち越さない)、新品のような陳列。コロナを経て利益率が倍になっていますが、インバウンドで一時的な好調の可能性が捨てきれないので投資保留。
グローバルリンクマネジメント:ROE32%。「低PER+ネットキャッシュあり+成長」枠。仮に成長が鈍化しても損しないレベルだが、仕入れの優位性がよくわからないので投資保留。
【通貨やゴールド】
・円安がやばいですが、微妙に流れが変わったかな?
・投資の余裕資金としての現金は不要、と整理。どうせタイミング投資なんてできず、上げ相場に乗り遅れるだけ。
リバランスはもうやってはいけないですね。「自分の判断が間違っている可能性」を考えると、Keeperを80%以上にするのはやめておきたいと思います。あとは2年間、昼寝をして資産が増えるのを待つだけです。
今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。
suriaさん、こんにちは。
分散という意味でアップガレージを購入を検討してます。
アップガレージは地合いもあり、1000円を割りましたが、既に割安なのでしょうか?
購入するなら、いくらぐらいまで下落するのを待つのが望ましいのでしょうか?
こんにちはー、アップガレージ、いいですね!!
あたしの計算では、(昨期末の在庫変動がかなり大きいので算定しにくいですけど)おそらく1800円くらいが適正価値だと思っているので、1000円切れば、安全域は十分だと思います。単純にPEGレシオで考えても、成長率以上ですから、大丈夫でしょう!