まったく期待していなかったんですが、意外に予想ＲＯＥ１９％、ＲＯＡ７％と、資本効率も悪くないです。というか、「悪くなくなってきている」んですね。昔はＲＯＥ一桁の時代もありました。ボーリングみたいにガッチリ機械が必要なアミューズメントが減っているのかしらね・・・・？

　日本の少子化は怖いですが、競合もいませんし、米国事業も好調で、国内の利益に匹敵する金額を稼いでいます。毎年４店舗増えるなら、米国事業が、毎年、１０％程度は伸びるはず。

どれだけネットが発達しても、リアルでバスケしたりクレーンゲームしたりすることがなくなることはないでしょう。悪天候とか不景気には弱そうですが、地味ながら、なかなか良さそうです。あとは、お値段ですね。

　会社が公表している翌年度のＦＣＦの計画によると、ＦＣＦが１２５．４億円。ネットの有利子負債はなく、むしろ現金がある計算になってプラス１１５．８億円。

１２５．４億円を８％で割り引いて１１６億円を足すと株主価値は１６８３億円、１株あたり５８５円・・・２０２４年度のＦＣＦでの計算なので、「それ以降に成長しない前提で」ですけど。


現在、株価は６００円をうろうろしており、ちょうど適正価格付近か、２０２４年度以降の成長性を考慮すると若干安めかな、というところでしょう（株価って、スゴイですね・・・・）。


ファンダメンタルズに文句はありませんが、お値段に投資妙味はそんなになさそうです。安全域がない、とも言えます。何もなければ儲かるでしょうけど、やれコロナの回復が遅れた、第１０波だ、光熱費の値上げだ、なんてあったら、耐えられる安全域ではありません。

　昔のあたしなら、「良い株を適正価格で」とか言って買っていたとこですが、今は「どうみても安い」というの意外は手を出しません・・・・手堅くなったもんやなあ。

監視して、あと１０％くらい下がったら、買ってみようかな、と思います。地味銘柄、ダイスキ！

今日はラウンドワンにでも行って、良い１日をお過ごしくださいね。