コンセンサスとのたたかい

ちょっとまえなんですけど、さとうさんからコメントいただきました。

「初めてコメントさせていただきます。(ありがとうございます!)

以前記事になっていたプラスアルファコンサルタント、今回の決算で暴落していますが、どのように見られますか??
個人的にはそこまで売られるほどではないかと思うのですが、、」

業績予想は2桁増収増益ですが・・・・30%成長とみられていたんでしょうかね。わかりませんけど。

清原達郎さんの「わが投資術」にこんな記述があります。

「「割安小型株」は株式市場での参加者が少ないので、「何が株価に織り込まれているか」が比較的簡単に分かります。だいたいは「この会社のビジネスには将来性はなく減益が続くだろう」あるいは「この会社には未来がないので無視してかまわない」ということが織り込まれているのです。
 これが大型株になると極端に難しくなります。市場の参加者が増えれば増えるほど何が相場に織り込まれているかわからなくなります。複数のアナリストに話を聞いたからと言っても、何が株価に織り込まれているかを正確に知るのは困難でしょう。わかったつもりにならないほうがいいでしょうねえ。」(同書20頁より)

「大型株に投資したりから売ったりするためにはマスメディアやアナリストのコメントをフォローする必要があります。そうでないと何が相場に織り込まれているのかわかりませんから。もちろんアナリストの意見を聞いたりメディアをフォローしたりするだけでは運用成績が上がるとは限りません。前にも書いた通り大型株は難しいんです。でもコンセンサスを知ろうと努力もしないようでは土俵にも立てません。
 その点、割安小型株はマスメディアも含めほとんど誰にも相手にされていないのでコンセンサスを知るためにマスメディアに頼らなくてもいいのですよ」(同書35頁)

この、「決算良いのに、なんで下がるのーー!!」という洗礼は、株式投資初心者あるあるですが、中級者上級者でもくらいますね。結局、何がコンセンサスなんて、正確には分からないからです。あと、やっぱり、コンセンサスの把握よりも企業分析に時間を割きたいじゃん。


「普通のひととプロの大きな違いは、コンセンサスを強く意識しているかどうか」(「東大生が学んでいる株の教科書」伊藤潤一著 87頁)


うーん、勉強になりますね。

30%成長だろうがROE40%だろうが、そんなものはコンセンサスに含まれている・・・・

コンセンサスを知ろうと努力もしないようでは土俵にも立てません。


株式投資、こわっ!!


解決策は、清原さんが示唆されているとおり、小型株にしておくこと・・・・だって、ソニーだのトヨタだのは、電機業界何十年アナリストやってますって人とか元ディーラー勤務みたいなひとが何人も張り付いて分析しているわけですから、コンセンサスを超えてあたしたちが分析で勝てるわけはありません。まぐれで勝てても勝率は低いでしょう。


あとは、「これはどうみても成長性を織り込んでないよね」という価格で買うこと。ただし、もともとPERが低い場合は、「成長性がありません」というのが本当に正解だったりする・・・・。マクロ要因で一時的に下げたりしていれば別ですけど・・・。

今後も、大型株は忌避していこうと思います。

コンセンサスを知ろうと努力もしないようでは土俵にも立てません。

コンセンサスを知ろうと努力もしないようでは土俵にも立てません。

コンセンサスを知ろうと努力もしないようでは土俵にも立てません。

コンセンサスを知ろうと努力もしないようでは土俵にも立てません。

コンセンサスを知ろうと努力もしないようでは土俵にも立てません。」!!!!

今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。

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