キーパータイムズをよむ③
ひきつづき、過去のキーパータイムズを読んで、気になった点をピックアップしていきたいと思います。今回は、2023年1~5月号です。
台湾のお店ですが、来店台数月300台ほどという定量データが書いてありますので、メモ。ラボは1店平均500台くらいですが、もちろん、ブースと配置人員数によって処理できる台数が異なるので、300台というのが好調なのか不調なのかはわかりませんが、一応頭にいれておきましょう。
Keeperのこの姿勢が好きですね、「クルマをできるだけ移動させないで作業できるようにする」。月次に人時生産性を明記し、おそらくは店舗の評価項目とし、コーティングも手順通り時間内に終わらせることを採点要素にし、コーティングの効率化に余念がない。
トヨタのカイゼンみたいですね、谷会長が音頭をとっていらっしゃるのか、優秀なブレーンがいるのか・・・・この飽くなき効率化がある限り、Keeperの繁栄は続くでしょう。売上の増加は消費者の心理やマーケット次第ですが、作業効率のカイゼンは、やろうと思えば確実にできますので。タイルを貼るかどうかも、タイルの代金とそれで浮く人時生産性を比べれば即決できます。そして、効率化による利益率アップの効果は永続します。
ホンダの会社の話で、「作業性が良い、工数が減った、ムラになりにくい」と書いてあります。そりゃ、研磨がいらないからね。このあたりが、新車に対する競合他社への優位性でしょうか。
水シミの話。普通のガラス被膜だと、同じ無機質の水道水のミネラル分が付着する。これに対してKeeperはガラス被膜のうえにさらに有機質であるレジン被膜を重ねるので、無機質のミネラル分が付着しにくい。なるほど。
予約の80%が給油・洗車のお客さんへの声掛け、という定量データが書いてあります。
洗車しようとするひとに、「洗車がいらなくなりますよ」と声掛けし、お試し施工(部分施工)し、というのが王道パターンのようです。残りの20%はチラシやウェブということですが、メインは声掛けなんですね。オープンハウスの営業みたいだわ。
たぶん、ここがKeeperのキモなんでしょう。洗車楽になりますよ、お試し施工できれいになってびっくり、じゃあ2万円払うわ。
何のきっかけもなくコーティングするひとはいませんが、洗車するひとがコーティングに乗り換えるのは結構あるんでしょうね。勉強になります。
今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。
>>何のきっかけもなくコーティングするひとはいませんが、洗車するひとがコーティングに乗り換えるのは結構あるんでしょうね。
これは本当にそう思います。シンクや風呂掃除は毎日行うので、いまこれにとても興味があります。というか買うつもりです。
https://news.mynavi.jp/article/20240423-2933279/
洗車をしないので、いまいちコーティングする人の気持ちがわかりませんでしたが、自分の生活に関わるところだと、その必要性がよくわかりました。
建物の窓のコーティングとか、需要あると思います。どんどん事業を広げていってほしいです。
これすごくいいですね。
腕時計のコーティング材も作ってくれないかな。既製品よりいいものができる気がする。
使う人が少ないだろうから売上インパクトは小さそうですか。
あ、あたしもお風呂Keeperは普通にほしいですね。こうやって裾野がひろがって、ひいては車のコーティングにひろがって・・・・うっしっし。