キーパー、ストップ安?
Keeperがストップ安近くになっていますね。買い場なのか、逃げ時なのか?Keeperの4月の月次、もう一回、「前年比」を冷静に考えてみたいと思います。
まず、昨年の4月です。土日祝が10日間、火曜日除く平日が16日間。土日が平日の倍の売上があると仮定すると、平日36日分の稼働日数がありました。これに対して、今年の4月は、土日祝が9日間、火曜日除く平日が16日間。平日換算で34日分の稼働日数です。単なる平日が1日少なかったのではなく、「土日が」1日、少なかったんですね。
これで、1-34÷36=マイナス5.6%。ここにスプリングフェアで3%プラスがあって前年比98%。「土日が平日の倍の売上がある」という仮定がもう少し後退しても、おおむね計算としては合っているでしょう。とりあえず、「需要が後退している」というシグナルは読み取れないんじゃないかしら。だって、休日が1日少ないんだから、3%強のマイナスは当然でしょ?
実際、人時生産性や単価は落ちていません。つまり、経営効率は変わってない。おそらくはダイハツの不正の関係でしょうが、新車登録台数が2,3,4月と前年比マイナスだったのも事実ですし。
となると、「長期的なトレンドは変わっておらず、よって、120店あるうち30店出して、製品事業も20-30%伸び、毎年20%成長は行く」・・・というストーリーの可能性の方が高いと考えました。仮に今後の成長性を20%としても、適正価格は6800円と弾きます。40-50%程度安い、といえるはずです。
平日である5月1日のフォトログは859台であり、800✕31日とすれば25000台の施工となります。昨年の5月は20775台です。まだサンプル数1ですし、「GW中の平日」ということで859台がかさ増しされている可能性はありますけど・・・。
5月の日数ですが、2023年は土日祝日11日、平日15日に対し、2024年は10日:17日です。日数的な有利不利はありません。
値動きみていて、「ストップ安で買えなくなる」という恐怖(笑)がこみあげてきたため、プレミアグループを1000万円分売り、円安対策で買ったばかりの2558も1900万円売り、Keeperを3000万円弱、買い増しました。ROIC40%、無借金、85%のリピート率、今後海外展開という超優良銘柄を買える機会は、いましかないぜ。
「間違った場合」のため、買った理由を再掲しておきます、
【「前年比微妙」は休日が少なかっただけの可能性がおおいにある。需要の減少は確認できないし、成長が多少鈍化してもどうせペイする価格である。】
株価の話をすると、どうせ3Q決算は微妙なのでそこまで株価はあがりようがないですし、広告費で微増益とかなってれば目もあてられませんが、4月末まで妙な勢いで株価が上昇していましたから、どこかでエイヤと買わなければなりません。
さてさて、英断となるか、無謀な賭けなのか・・・・乞うご期待!
今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。
会長が書いてると疑心暗鬼ですが、suriaさんが同じことを書いてると説得力があります。
単純に論点は成長の継続性の可否と適正株価はいくらかの2点でしょうか?
確かに新車の登録台数の遅れは事実であり、ラボにとっては逆風ですね。
4月の月次はまぁいいかという風に思えてきました。
次に株価ですが、急落は3日待てといいます。
需給的には信用買いの追証もあるでしょうし、一気に戻すことはないでしょう。
決算も低進捗は確定ですが、悪材料出尽くしで上昇もあり得る。
ただ、事実として会社予想が20%増収増益なんですよね。
それが未達濃厚。
理由は一時的な理由はビッグモーターと間違えられた。
継続的な理由は人件費の高騰、建築費の増加、悪天候?異常気象もマイナスでしょうか?
そうすると、20%成長が続くは楽観的ではという気がします。
10%は過小評価として15%成長が現実的かなと思いますが、いかがですか?
まぁ、どっちにしろ今の株価は安いとは思いますが。
suriaさん、返信ありがとうございます。
会長の計算式だと、過ぎた話ですが3月は最高の月回りだったけど、既存店等は前年を越えられなかったことになります。
まぁ、それは天候不良や新車の納品遅れもあるでしょうが。
谷会長はちょっと客観性に欠ける発信が目立ちますね。
逆にそれが昨日の暴落を生んだのかもしれません。
おそらくあの暴落は業績ではなく、谷会長の発信力も起因した暴落だと思います。
公式なirではないにしろ、立場ある人が過去最高の業績を匂わせた後に文言をだま修正したり、都合の良いデータで業績アピールするのは会社として信用をなくしマイナスだと思いますが。
私もネオピエロさん同様今期未達濃厚な以上今後の20%成長は楽観的かなと思いますが、いかがでしょうか?
けんさん、ネオピエロさん
うーん、まずラボ事業ですが、120店あるところ30店増やすので、「既存店売上高前年割れ」がなければ、売上+25%。多少利益率が落ちても利益は+20%弱くらいはいくのではないでしょうか。
製品事業は、国内最大のトヨタを開拓中であり、やはり売上+20%程度、そして製品を卸すだけで限界利益率が高い(現に売上増加に伴い利益率上昇中)なので利益の増加幅は20%以上となり、ラボと併せて20%の増益はいけるんじゃないかな、、、というのがあたしのロジックです。
人件費の上昇はとりあえず洗車の値上げで手当がされているはずですし、建築費の上昇は減価償却でならされるので利益にはすぐには大きくは影響しませんし、製品事業にも関係ないのでなんとかなるかなーと。
どうでしょう。
そうですね、ただそれだと今期の業績予想に対する進捗の悪さがイマイチ腑に落ちないんですよね。
BMの誤認や一時的費用はあるにせよ、個人的には微妙な評価です。
それに新車の国内販売台数は年々減少予測なんですよね。
keeperが将来的に海外にシェアを拡大すれば円安も味方し将来有望でしょうが、現時点ではそこに期待しての投資は確度が低い。
国内に関しては更なる実質賃金の減少+新車納入台数減少でそんなに成長する?と個人的には疑念があります。
プレミアグループは中古車の保証なので、実質賃金減少でも需要は限定的でしょうが、keeperはコーティングですからね。
個人的にはあまり惚れ込むとまだ危うさはある、期待値的には買いで問題ないですが、円安がしばらく続きそうな中短期的にはマークラインズの方が有利ではとすら思いました。
素人がなんか意見するようで気を悪くしたらすいません。
なるほど、たしかにここまで円安が進むとマークラインズが魅力的に思えてきますね。値段もあがってませんし。
keeperの今年の進捗の悪さも、BMのみで片付けていいかは慎重な判断が必要と思います。
suriaさん、初めまして。
今年から株を始めた初心者の dbay です。
いつもブログの記事、楽しく拝見させてもらっています。
横からすみません。
suria さんのロジックでは、新店の売上が既存店の売上と同じくらいだと仮定しているのだと思いますが、これがあやしいと思って4月の月次を使って計算してみました。
現在の総店舗数が129店で、過去1年間の出店数が19店。
前年比で、全店の売上高が110%、既存店の売上高が98%。
新店の売上が既存店の売上のX倍とすると、
(110×0.98+19×X)/110=1.1
これを解くと、X=0.69…
この調子が続くとすると、既存店の売上が前年と同じなら、120店から30店出店しても
(120×1+30×0.69)/120=1.1725
なので、17%ぐらいしか成長しないことになります。
変なことをいっていたらすみません。
こんにちはー、いえいえいえ、ご指摘は完全に正しいですよ!keeperは、新店舗出してから既存店並みになるまで2年弱かかるとされていますから、新店舗増加の効果が出るまでには一年では足りません。あたしの計算が雑なだけですので、お気になさらず、、、、
わかりやすい説明ありがとうございます。
いつも参考にしております。
これからも宜しくお願いします
ありがとうございます!