オープンハウスは真似できない
IR,つまり投資家向けの情報公開は,公平じゃなくちゃなりません。
投資家Aにはある経営情報を教え,投資家Bには教えない・・・・・・・そうすると,AB間に不公平感が生じます。特に,ABが両方とも機関投資家だったら,会社のIR部門に苦情がきてしまいます。ということで,できる会社のIRは,株主総会の質疑応答などを公開し,総会に出席した投資家と欠席した投資家に情報格差が生じないように工夫します。
戸建て住宅会社のオープンハウスの競合,タマホームも質疑応答を公開しています。それをぼーっとみていると・・・・・
あら,オープンハウスがでてる!(笑)質問した株主さん,グッジョブ!!!
①オープンハウスの狭小地三階建ては,やっぱり,他社がマネするのは難しいみたいね。
②オープンハウスが狭小地三階建てをやっていることは,当然,タマホームも知っており,さらに参入の検討も軽くしたことがある,のかな。
色々と読み取れて、たのしいですね。
もうかる商売は,かならず競合が参入してきます。
夢真で施工管理者派遣がもうかる,となれば,夢真の社員が引き抜かれてワールドコーポレーションを設立し,テクノプロから清川社長が独立し,人材派遣会社アウトソーシングも施工管理者派遣を拡大します。
こうやって,競合が増えていき,先行者の利益が減っていく・・・・・・・
これに対して,独自の技術やポジションを確立していると,そういった悲劇が起こりにくい。今からアップルのようなブランドを確立するのは難しいでしょうし,グーグル並みの検索能力を獲得するのも至難のワザでしょう。
狭小地三階建てはそれ専用の本が出るくらいだから,儲かることが分かっても,やっぱりマネは一朝一夕にはできまいて。安心して長期保有できます。がんばれ,オープンハウス。
読んでくれて、ありがとう
独自技術をもつ銘柄に囲まれた、良い一日をお過ごしください
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その特別さを知るにはその業界のお勉強、ですよね?
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>ruruさん
そうですね!今回の記事も、たまたま同業者のIRみてたから拾えたわけですし。建築士向けの、狭小地三階建ての本も買いました( *`ω´)
なにせ、1億円賭けてますからね、、、笑