めざせ1000億円(グローバルリンクマネジメント
さて、グローバルリンクマネジメントを買いました。といっても1億仕込んだわけではなく、ポートフォリオの数%です・・・今年は分散がテーマなので。時価総額200億円の銘柄ですが、流動性がそこそこあるので、ブログで公表しても大丈夫でしょう・・・。
とても勢いのある会社ですが、建築費高騰懸念と、仕入れの優位性がよく分からないので、いままでパスしていました。現に、最近、「増収だが利益は横ばい」の業績予想修正を発表していたところです。
ただし、その後のIR説明会などで、仕入れの工夫が書かれています・・・
神戸投資勉強会さんの動画44分あたりで言っているのですが、仲介会社から仕入れるのではなく、相続登記を確認して直接地主にアタックしているそうです・・・・これはユニークですね。「ブルーオーシャン」とまで言ってらっしゃいます。そうでしょうねえ、普通の地主さんは適正価格なんて知りませんから、安値で買いたい放題のはずです。
不動産開発関係は仕入がキモなので、そこで独自のやり方をしている、というのは安心感を持てました。
また、建築費高騰ですけども、中計では、①不動産の開発・・・・土地を買って、建物建てて、投資家に売るという事業は横ばい、微増予定で、②土地企画(土地だけの販売)、③再生(中古ビルのリノベ)を成長ドライバーとしており、建築費高騰をきちんと考慮した内容になっていて、とても好感がもてました。対応が早いー。
さて、お値段をみてみましょう。「増収だが利益横ばい」の業績予想修正で株価は2200円まで落ち、このブログを書いている現在で中計効果なのか3000円くらいです。
中計を信用する前提なら、次期の税引前当期純利益が38億円、800万株(とストックオプション32万株)あるのでEPS456円。PERは6.5倍です。流動資産ー負債=+50億円、ゆるく見ればネットキャッシュプラス。流動資産に仕掛け用不動産などを含むことを考えて悲観的にみても、ネットキャッシュ±ゼロ付近と言っていいのではないかしら。
ということで、キャッシュフリー・デットフリーのPER倍率としても6.5倍でいいでしょう。高いとは言えない値段と思います。
成長ドライバーのひとつである中古ビルのリノベについては、仕入れの優位性は分かりませんし、ロードスターキャピタルだのサンフロンティアだの青山財産だの競合は目白押し、下振れ余地はないとは言いませんが、全体として投資してよいラインと判断しました。
下がってもどうせPER4-5というところ。悪くない賭けです。IRが充実しているのもありがたいですね。いま、株価は3000円ですが、そこまで上がるまえの2700円くらいで仕込めました。よきよき。
今日も、ステキな銘柄に囲まれた良い1日をお過ごしくださいね。
suriaさん、こんにちは。
再度割安株探しをしてみました。
前回は小型かつ厳しめにして一度スクリーニングしましたが、若干時価総額を広めにとったり、perやpbrを緩くスクリーニングしました。
なお、6342や4119等も面白そうでしたが、出来高少なく、1万株ない銘柄は除外しました。
ムゲンエステートとビーロット。suriaさんもチェック済みな気がするんですよね。ムゲンエステートは成長率が怖いです。ビーロットはよくわかりません…。
日本金銭機械。なかなかないビジネスで面白そうです。ただ、この好調がいつまで続くかは不明。
エスペック。時価総額が大きいですが、個人的には一押し。nisaで長期保有したい銘柄です。エスペックはsuriaさんに適正価格等を含め具体的に見解を伺いたいです。
長野計器、第一実業。セグメントが複雑ですが、ファンダ的には優秀。
ただ、精密機器や卸売等は私には特別な知見はなく、正直よくわかりません。
いかがでしょうか?
なにかお眼鏡にかなう銘柄はありそうですか?
いやー、相変わらずいい銘柄が並びますねえ・・・・長野計器はとっても刺さりました。
午前中、ずーーっと長野計器を調べていましたが、ニッチトップ、敏腕社長就任から利益率急上昇中、そして大量の有価証券。ただし、今年度の業績予想は中計記載の売上より若干下回るところで、2Qの受注残も前年比+3%。トップラインの伸びが微妙に弱いので、保留としました。買う可能性はいつでも十分ある銘柄と思いました。配当性向15%というのが、株主を無視しているととるか、伸びしろがあるととるか、難しいところです。
低PERで成長銘柄となると不動産ばっかりになるので不動産株は厳しめにみるのですが、ムゲンとビーロットは在庫不動産の増え方が微妙なので保留にしています。パッとみただけなので、季節性とか何か合理的な要因があるのかもしれませんが・・・。
金銭機械もみたことがありました。非常に面白い企業ですが、国内の新紙幣に伴う特需の剥落の程度が読めないのでこれも保留にしてありました。
第一実業は特に気になる点はありませんでしたが、今年のテーマは、時価総額500億以下、としていますので、あえて買いはしないかなー。
エスペックも手堅いと思いましたけど、受注高が、+18.4%(2021→2022)、+4%(2022→2023)、+9%(20232Q→20242Q)と、あまり一本調子ではなくて、受注が今年2Qに予想外に伸びた理由が「前倒し」「かけこみ」とあるので、今後の受注の強さにちょっと頼りない印象を受けましたです。PER11であり、PEGレシオ的には10%程度の成長は織り込んでいる適正価格付近と思い、価格的にもあまり魅力は感じませんでした、すみません。BSは抜群なので、実質のPERは7とか8ともいえるのですが。
suriaさん、こんにちは。
返信ありがとうございます。
相変わらず的確なご指摘で勉強になります。
スクリーニング、私にはあまり適性がない模様。
数銘柄に優劣を下すならともなく、数ある銘柄を一定数に絞り、更に深く分析するのは大変ですね。
明豊エンタープライズを本日少々買わせていただきました。
ただ、irにも確認したのですが、現状は都心の得意地域以外に手を広げるつもりはなく、仕入数より高価格帯の商品で利益をカバーする等の見解でした。
株主としては先々の業績に不安を感じましたが、suriaさんは明豊エンタープライズの仕入れについていかがお考えですか。
ちなみに、明豊エンタープライズは賃貸ネットワークにより、得意地域では他社よりは情報を早く仕入れられるみたいです。
ただ、それが強みなら当然得意地域以外は優位性はなく、どこかで業績は頭打ちになりそうで、あくまで中短期銘柄として保有します。
不動産会社はいくつも見ましたけど、仕入れについてハッキリした優位性があるという事態はあまりないような気がします。
どこもかしこも、仲介会社と懇意にしているとか地場の銀行や不動産会社とネットワークがある、とか言うだけで。
ですので、仕入れの優位性については期待せずに、不動産会社複数社に分散する形で対処する方針です。「明豊のみが」頭打ちにならない理由は提示できないですね。
ただし、昨年12月24日のIRのとおり、高価格帯のブランドは既に始動済みなので、単価を上げる施作は一定程度実現はするはず。