そろそろ,底はどこか考えよう
優待投資家の視点
このブログは,昨年12月からはじめたのだけれど,その当初からブログをご覧いただいている,nekoさんからコメントいただきました。
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3月で落ち着きそうだと判断できれば
美味しく3月の配当をいただけるね(^O^☆♪
しかもバーゲン価格で…
美味しく3月の配当をいただけるね(^O^☆♪
しかもバーゲン価格で…
落ち着かなかったら
オリンピックショック?!ヽ(;▽;)ノ
パニック状態のときに,こういう冷静な視点って,大事だとおもいますので,シェアしておきます
いま,必死こいて売りまくっている機関投資家のみなさんも,配当はほしいのよ。
配当落ち日に株を保有していないと,それだけで1-2%くらい,パフォーマンスがさがる。
そして,彼らは,かわいそうなことに,3か月単位で結果を出さなければならない。
空売りだって,半年で決済しなければならない。
誰もが,反転するタイミングをうかがっている。
事実を確認しよう
躁うつ病気味の市場はほっておいて,事実を冷静に確認しましょう。
人間は,悲観的なことを過大評価するバイアスがある。
中国株ETF(1377)
(楽天証券のチャートから引用させていただきます。)
下げどまってはいるわね。
中国の報道はあてにはしなけれど,その報道によれば,毎日2000-3000人増えていた感染者増加数は,いま,一日300-400人になっている。
ゼロがいっこくらい抜かされているかもしれないけれど,一応,アタマにとめておこう。
つぎ,日本の感染者増加数。
(東洋経済オンラインさまのサイトから引用させていただきます)
爆発的な増加,には,まだみたいね。
感染者数は,北海道が1位,2位が東京。
人口が多く密度もたかい東京が多いのは当たり前として,北海道は,やはり寒いから抵抗力がおちるのかしら?
米国では,60人から70人の感染者数になったみたいね。
シナリオを考えよう
あたしはマクロ的な視点で株をどうこうしようという気はあまりないのだけれど・・・・・ヒマなので予想をしてみるわ(笑)
【シナリオをいくつか】
①中国株の下げ止まりについで,日本も下げ止まる。気候があったかくなり,感染者数も増加しないで終わる。旅行会社やホテルがいくつか倒産する。
・・・・気候があったかくなる→そして感染者数が減る,というのは,それなりに確度が高いシナリオのようにおもえますね。
②オリンピック中止?
・・・・7月24日開催か・・・・・・・わからないけど、時期的に、中止しない可能性のほうが,高いに一票。
③欧州はもちろんのこと,米国でも感染拡大,パニック化
・・・・十分,ありそうね。少なくとも,米国で感染拡大したら,さらにすさまじい下げがあるでしょうね。金融の本拠地だもの。
【個別株への影響】
①オープンハウス
・・・輸入資材が滞って,施工が遅れるのはあるでしょうね。でも,施工が遅れたから家を買うのを今からキャンセルする人はいないので,これは,売上計上時期の後ずれにしか過ぎない。2-3月に営業がしにくい,ということによる減収のみ,ね。オリンピックが中止されても,特に影響なし。
②グリムス
・・・・主力は電気の小売なので,みんなが引きこもって事業者が電気を使わなければ,むしろ儲かるわね(電気事業者は,使用電気の変動が大きいと損する)。蓄電池の販売なんかは,多少マイナスでしょう。オリンピックは関係ない。
③ディップ
・・・・経済が縮小すれば,バイトの求人も減るけど,ディップは2月の第三週でー0.6%と,健闘しているようね。まあ,良い影響はないだろうけど,所詮,1か月分の減収かな。
④フルキャストホールディングス
・・・・ディップと同じね。ただし,短期的なイベントへの派遣が中心な分,ディップよりは傷が深いか。
一か月分の売上がゼロになったとして,売上8%減(1÷12)。
まさかゼロにはならないので,半減したとして,4%減。
そんなところかしら?
今日は爆上げでしょうけど、ヨーロッパでの感染拡大は不可避っぽいですね。その先の、米国での感染拡大をにらみつつ,どっちに転んでもいいように,ちょこちょこ,買っていこっと。