あなたが逮捕されるとき

 
 
西山さんの無罪が確定。
 
西山さん?だれ?
 

勤務先の患者が死亡。
 
殺人したってことで,12年間懲役。

 

本当は自然死らしいよ。
 
ひどすぎる・・・・
 
 
日本の司法の異常さ

 

西山さんという方の無罪判決がでました。

 

http://www.jiji.com/jc/article?k=2020033100175&g=soc

 

ある日,何もしていのに逮捕され,地裁,高裁,最高裁も有罪と判断し,殺人罪で10年以上,刑務所に。

 

有罪の決定的証拠は,ご本人の自白。

有罪判断と辻褄があわない報告書は,検察は開示せず隠匿。

 

これは,平成の日本で起きていることです。

 

まったく何もしていない普通のひとが,殺人をしたということで,最高裁に至るまでそれを是認し,刑務所行き。

悪夢以外の何ものでもないでしょうね・・・・・・。

 

刑事事件でこうですから,民事事件でも酷い判決が連発されていることは,想像がつくかしら?

 

 

判断する以上,誤審は避けられません。

しかし,日本の司法は,「供述」というあやふやなものを重視しすぎる。

 

特定の病状の方が,その時点で自然死する可能性が何%あるとかないとか,そういう議論にならないのよ。

 

「被告人がこういっているから」

「証人がこう言っているから」

 

なんと,これで判断が決着する。

 

ついでに言えば,裁判官は

 

「無罪判決なんてエキセントリックなものだしたら,その後,左遷されてしまう」

 

という恐怖を抱えており,その偏向にしたがって判決をくだす。

 

 

有罪判決をくらったときの弁護人の経済的立場からすると,裁判官が間違った判断をしたせいで,成功報酬(国選弁護の場合,無罪判決をゲットしても20万円くらいだけど・・・)をもらえなかったこととなる。

 

 

批判するのは簡単だけど

 

あたしも,投資において,無数の判断を下す。

 

間違うことも,たくさん,ある。

 

しかし,

 

「他人がこう言っているから」

 

「なんとなく」

 

で投資するのは,避けなければならない。

また,自分と違う方向性を示すエビデンスがあったら,考え直す勇気をもたなければならない。

 

そうでなければ,西山さんの判決を批判する資格は,ない。

 

 

いま,マクロ的に短期投資するなら,感染者数の推移,内訳。地域ごとに死亡率が違う理由などなど。

ミクロで投資するなら,各企業の業績の動向。オープンハウスの弱み,グリムスの競合相手,フルキャストの暗い過去。

 

 

裁判とちがって,投資のいいところは,他人の判断に歪みや偏向があったら,それすら利用できること。

 

カラ売りもできる,両建てもできる,ゴールドももてる,現金のままでもいい。

バークシャーハサウェイ株を買って,バフェットに運用を任せたっていい。

投資しないで,働くのもいい。

 

 

 

読者のみんなは,逮捕されたことはないとおもうけど。

 

「がんばっているのに,パートナーや上司が評価してくれない!!」

 

みたいなことは,あるんじゃないかしら。

 

 

投資は,自己責任。

損をしても,誰も助けてくれない。

莫大な含み損をみるとき,手がふるえる。

 

だけど,市場は,公正に評価してくれる。

公正じゃないと判断するなら,そこを利用して,逆にもうけることができる。

 

こういう世界の方が,あたしは好きだな。

 

 

 

読んでくれて、ありがとう
ステキな銘柄に囲まれた、良い一日をお過ごしくださいニコニコ

 


株式長期投資ランキング

 

↑ 押していただけると泣いて喜びます爆  笑

 

 

 

 

 

 

 

てきとーな雑感とか

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA