儲けようとしてはならん
負けない奥義 柳生新陰流宗家が教える最強の心身術 (ソフトバンク新書)
柳生耕一平厳信 (著)
剣術の名門、柳生新陰流では、兵法において、3つの病気があるという。
①危ながる心、②打ちたいと思う心、③防ぎたいという心。心が凝り固まり、相手の打ち筋を見えなくしてしまう・・・・
殺し合いの時に、打ちたいとすら思っちゃいけないの・・・厳しいわね。でも、たしかに投資でも、「絶対、損したくない!」「がっつり儲けたい!」みたいな気持ちが強すぎると、撤退が遅くなるとか、リスクを取りすぎたりしますね。
とはいえ、投資やりつつ「儲けたい!」って心をなくすというのは、難易度が高いのう・・・
柳生新陰流では、どうすれば、そういった心の病気をなくせると言っているの?
「戦いや稽古の場のみならず、四六時中、日常生活のなかで危ながる心をなくして、平常心で過ごせるように精神的な鍛練をしなさい。」(同書41頁より)だそうじゃ。
日ごろから、損した、得しよう、そういうのに過敏に反応しすぎないようにする・・・・てところかしら、投資に応用すると。クーポンとかポイントとか、そういったものは、あえて無視する・・・・・とか?
日ごろから、小さい得や損に動揺しなければ、大きな得や損にも平常心で接することができ、よって、賢明な投資判断ができるのかもしれぬな。ま、ワシのように平常心が過ぎて、レバレッジかけすぎで死ぬようなことのないようにな。
おじいちゃんの死因、レバレッジだったんだ・・・・・
お金持ちになりたい、FIREしたい、という強い動機があれば、節約にも銘柄研究にも身が入りますが、その強い気持ちが投資の判断を誤らせる一因となってはいけませんね・・・・・難しいところです!
今日は、儲けようとか考えないで、良い1日をお過ごしくださいね。
プレミアグループが予想以上に上昇しました。
そうですね、無風の決算だと思うのですが、上がりすぎ、、、